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青宇田画像石−国東半島を訪ねて(5)
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豊後高田市の中心部から3kmの青宇田(あうだ)にある画像石は、南北朝時代の末期(1390年頃)に、青宇田にあったと伝えられる延命寺の僧一道と道念ら(他5名)が、当時の浄土教の教えを絵巻物風に、板状の石に線刻したものです。磨崖仏などと同じ石仏の一種と言えますが、地獄や極楽のさまを板石数十枚にわたって線彫りしているという点で、全国的に例がなく、大変貴重なものとされています。画像石は、寺院で製作され、崖(がけ)にはめ込まれていたのではないかと伝えられてきましたが、いつの時代からか崖の下に安置された状態で、破片も合わせて94枚が現存しています。菩薩たちを従えて阿弥陀如来がやさしく微笑む「阿弥陀如来図」や、いかめしい十王が死者を裁く様子を描いた「十王庁展開図」、さまよう死者たちに救いの手を差しのべ地獄の苦しみから解放する「六地蔵図」などがあります。             (旅した日 2005年06月)
青宇田(あうだ)の画像石

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文殊仙寺天念寺と川中不動岩戸寺田染荘長安寺  レポート ・国東六郷満山
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