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♪Prologue | ||||||||
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富貴寺−国東半島を訪ねて(3) |
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富貴寺大堂(国宝) |
平安後期、浄土思想阿弥陀信仰全盛期の建立で、総榧(かや)造りで、三間四間(柱の間が三つと四つ)の建物で、周囲に廻縁(まわりえん)があります。簡素な形、優雅な屋根の線がどっしりとした安定感を与えています。 |
「笠塔婆」(写真下左)は、柱上の塔身上に笠石、宝珠を置く石像です。鎌倉時代の僧侶広増によって建立されたといわれます。「国東塔」(写真下右)は、国東地方に特有の形式だということで命名された名前です。参道の上り口左側には、石幢(せきどう)が建てられています(写真上右)。石灯籠に似ていますが火袋がありません。六面に六地蔵を刻んだもので江戸時代のものと言われます。 |
富貴寺・大堂への参道の中ほどに門があって、右側に阿形(口を開いた像)、左側に吽形(うんがた=口を閉じた像)が置かれ、高さはそれぞれ120cm程度です。室町時代の作と言われます。吽形の表情がとてもコミカルなのが印象的でした。 |
宿坊 |
仁王門をくぐって右手に宿坊があります。 |
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