旅行記　・姫島キツネ踊り－国東半島を訪ねて（６）

♪夜祭の宴

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旅行記　・姫島キツネ踊り－国東半島を訪ねて（６）　　2005.08.16

姫島（ひめしま）は、国東半島の北端・伊美港の沖５kmの洋上に浮かぶ、
周囲が約17kmの小さな島です。島自体が大分県東国東郡姫島村という一つの村になっていて、
水産業、特に車海老の養殖で有名です。

この島にはもう一つ有名なものがあります。鎌倉時代の念仏踊りから
発展したといわれる『姫島盆踊り』です。
毎年8月14日～17日の4日間行われ、2,700人あまりの島の人口は期間中数倍に膨れ上がります。

島内に５～６箇所設けられた盆坪と呼ばれる踊り場を島内各地区の踊り手が
巡回して踊り回ります。

踊りには、「キツネ踊り」「アヤ踊り」「銭太鼓踊り」や「猿丸太夫踊り」などの「伝統踊り」と
毎年新しく創り出される「新作踊り」など約70種類があるそうです。

その中で一番の人気は、全身白ずくめにほおかぶりして
「白ギツネ」に扮装した子供たちが傘に提灯を下げ、キツネのふりをして踊る『姫島キツネ踊り』です。

『姫島キツネ踊り』は、子供の可愛らしさをとてもよく引き出している踊りです。
姫島の子供たちよ、ありがとう。
可愛らしさとユーモラスな仕草に感動の夜でした！　

2005年８月５日には、愛・地球博（愛知万博）のＥＸＰＯドームで踊って、
「可愛い」と大変な歓声をもらったそうです。

先頭を行くのは庄屋さんです。子キツネが後に続きます。

■姫島盆踊りデータ
〔開催日〕　
　毎年８月14日～17日（４日間）　
　但し、『キツネ踊り』を含め、「アヤ踊り」・「銭太鼓踊り」・「猿丸太夫踊り」などの「伝統踊り」が
　踊られるのは、14日・15日だけです。

〔開催時間〕
　19:00～21:00頃まで

〔交通〕
　８月15日・16日は、フェリーへの車の積載は行いません。
　その代わり、フェリー臨時便が出ますので、往復切符を購入しておきます。
　※　国東半島側の港（伊美港）に駐車場が準備されています。

〔問合先〕
　姫島村役場船舶課　TEL：0978-87-2012　／姫島村産業課　TEL：0978-87-2111

■姫島の地図
■姫島村の公式ＨＰ

　

　※　『キツネ踊り』は、５月の「姫島かれい祭り」と10月の「姫島お魚祭り」でも披露されます。

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