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植物園とセントーサ島− シンガポール(6) |
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シンガポールの繁華街オーチャード・ロードの西端の先に広がるシンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens )は、52ヘクタール(16万坪)の広さを誇る世界有数の熱帯植物園で、シンガポール市内観光の有名スポットの一つになっています。園内には、ジャングルを思わせるような熱帯植物が鬱蒼(うっそう)と生い茂り、綺麗に手入された庭や池には水鳥が遊び、園内に併設されているシンガポール国立蘭園(the National Orchid Garden)には、700種の原種と 3000種もの交配種があるといわれます。一方、セントーサ島(Sentosa Island)はシンガポール本島の南の沖合い1km弱のところにある、東西4km、南北1.5kmほどの島です。元々は漁村でしたが、イギリス駐留軍の基地になり、その後1972年に島全体がレジャー・リゾート地として開発され、観光名所になっています。シンガポール植物園とセントーサ島の一端をアップロードしました。 (旅した日 2005年09月) |
シンガポール植物園 |
国立蘭植物園(the National Orchid Garden) |
シンガポール植物園は、イギリス植民地時代の1859年、熱帯産の有用植物の栽培と研究を目的に設立された植物園で、当時はシンガポールの創設者トーマス・ラッフルズ卿にちなんで、ラッフルズ植物園と呼ばれていました。 |
シンガポールは、昭和17年(1942年)2月から終戦までの3年半、日本軍によって占領されますが、日本軍の占領と同時に、「昭南植物園」と呼ばれるようになりました。 |
−併設の国立蘭園は、日本人発想による回遊式庭園となっています。 − |
植物園には、標本や論文など、それまでの研究で蓄積された数多くの文化財が保管されていました。 |
それらの文化財を日本の学者と当時捕虜の身となったイギリス人学者たちが協同で戦禍から守りながら、戦争中も研究を続けたという歴史を持つ植物園です。 |
セントーサ島 |
セントーサの入口ゲート |
セントーサ島には、アンダーウォーター・ワールド(水族館)、バタフライ・パーク&昆虫博物館、マーライオン・タワー、アジア村、セントーサ・オーキッド・ガーデン(蘭園)、ミュージカル・ファウンテンなどがあって、観光名所になっています。上の写真は、本島間に架けられている橋のセントーサ側ゲート。 |
シロソビーチ |
セントーサの南海岸は、インドネシアから運ばれてきた真っ白な砂のビーチが3.2キロに渡って続いています。写真は西端部にあるシロソ・ビーチで、白い建物はシャングリ・ラ・ラサセントーサ・リゾート。 |
海峡越しに見るシンガポール本島 |
セントーサ島と本島との海峡は、たくさんの船が往来しています。右端に豪華客船が係留されているのが見えます。 |
船着場とコンテナ埠頭 |
シンガポール本島とセントーサ島を結ぶ橋の向こうにコンテナ埠頭が見えます。シンガポール港はASEAN諸国をはじめ、インド、パキスタン、スリランカなどが輸出入するコンテナ貨物のハブ拠点となっています。手前のオレンジ色の建物はフェリー発着場です。 |
マーライオン・タワー |
高さ37mの巨大マーライオン。足下に入口があって上まで登れます。展望台となっているマーライオンの口からシンガポール本島を望めます。夜はライトアップされます。 |
シェントンウェイと官庁街 ラッフルズ・ホテル シンガポールの夜景 オーチャード・ロード 居住区の雰囲気 植物園とセントーサ島 レポート ・シンガポールについて レポート ・シンガポール植物園を守った日本人 |
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