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オーチャード・ロード − シンガポール(4)
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シンガポール観光の魅力といえば、まず緑豊かな美しい街並みがあげられます。都心の西端の先にあるシンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens )は、観光ルートの一つですが、その鬱蒼(うっそう)とした樹林の雰囲気は、オーチャード・ロード(Orchard Rd.)をはじめ、市街のあちこちまで続いています。オーチャード・ロードは、シンガポールの都心を東西約2キロにわたって横切る、長い目抜き通りで、東南アジアを代表するショッピング街にふさわしく、通りの両側にはモダンな百貨店やショッピングセンター、ホテルなどが並んでいて、多くの人々で賑わっています。シンガポールは、日本人にとって違和感のないところのようです。歩道のテラスに腰掛けて、行き交う人たちを眺めているといろんな人種の人たちが思い思いに通り過ぎるので退屈しませんが、やはり中国系の人たちが多いからでしょう。隣りの人は日本人かなと思っていると話す言葉が日本語じゃないし、中国人かなと思っていると日本語です。そして、街が綺麗で、治安が良いからでしょう。オーチャード・ロードの雰囲気の一端をアップロードしました。 (旅した日 2005年09月)
  
オーチャード・ロード
行き交う車の約80%が日本車です。シンガポールは、淡路島ほどの大きさの国土に420万余の国民が住む国ですが、ほとんど渋滞なしで車が行き来しています。常に通過車両のスピードが時速20km〜30kmを保てるよう統制されているといわれます。
   
レインツリーの並木
オーチャード・ロードの並木をなしているのは、レインツリー(雨の木、Rain Tree)の大樹です。和名でアメリカネムと呼ばれる合歓の木に似た木で、街路に植えられた並木は木のトンネルをなし、ほど良い緑の木陰を作ってくれます。空が雨模様になると葉を閉じて知らせてくれることからそう呼ばれるようになったそうです。
   
マリオット・ホテル
シンガポール・マリオット・ホテルは、オーチャード・ロードとスコッツ・ロードの交差点角に位置する、一際目立つ八角形のタワーで、オーチャード・ロードのランドマーク的存在です。隣りはザ・アスコット(ホテル)です。
   
街角の風景
バイクにリヤカーやコンテナを取り付けた三輪車で商売をしているのを見かけました。シンガポールには映画館がたくさんあって、夜や休日は、たくさんの客で賑わうようです。映画の広告も目につきます。
   
オーチャード・ロードの高島屋前の歩道にずらっと並ぶテント張りの露店。突然のスコール対策としてテント張りになっているのでしょう。お土産や装飾品、雑貨などを売っています。
   
二階建てのバスが目につきます。車体の全面に大柄でカラフルなデザインの広告がペイントされていて、明るく楽しい雰囲気を醸(かも)し出しています。
  
街のあちこちで、並木に沿ってイベントの案内や広告の垂れ幕が吊り下げてあります。カラフルで芸術性のあるデザインのものばかりで、見ていて飽きません。街の雰囲気ともよく調和しています。
   
電線や電話線は、すべて地下に埋設してあるので街がすっきりしています。規制されているのでしょう、雑多な看板や旗、チラシ広告などは一切見当たりません。
   
横断歩道橋にもブーゲンビリアなどの花が植え込んであります。車道はただのコンクリートやアスファルトの色ではなく、淡いブラウン色に着色されています。
ERP
シンガポールでは、高速道路は全て無料ですが、ただし渋滞緩和の目的でピーク時に市内中心部の幹線道路および高速道路を通過する車から料金を徴収するシステムがあります。ERP( Electronic Road Pricing)と呼ばれるこのシステムは、一種の混雑税で、道路上に設置されたガントリー(門型の架橋)が通過する車を認識して課金する仕組みです。
   
  
  

  
シェントンウェイと官庁街
  
ラッフルズ・ホテル
  
シンガポールの夜景
  
オーチャード・ロード
  
居住区の雰囲気
  
植物園とセントーサ島

  
レポート ・シンガポールについて
  
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