雑感  ・コラム/メール文集(1) 2002.12〜2003.02   
 ワシモ(WaShimo)が、メーリング・リストなどで発信したメール文やメールマガジンの編集後記の文をコラム風にまとめたものです。下のメニューバーで切り替えてご覧下さい。

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◇◆◇ クイズ−「正直村」へ行くには?
 昨夜は、おそらく今年最後の忘年会でした。二次会の席で、隣りに座った同僚が出した問題です。なぞなぞではありません。簡単な問題ですが、一応、論理的な問題です。(出所は知りません。すでに知っていらっしゃる方には失礼。)

 「正直(しょうじき)村」と「嘘つき村」があります。「正直村」の住民は、必ず本当のことを言います。「嘘つき村」の住民は、必ず嘘を言います。「正直村」に行こうと思って出かけました。「正直村」へ行く道と「嘘つき村」へ行く道の分岐点(三叉路)に来ました。どちらへ行ったら良いか分かりません。そこに、人がひとり立っていました。「正直村」か「嘘つき村」のどちらかの住民ですが、どちらの住民か分かりません。さて、どんな質問をしたら正直村へ行けるでしょうか? 但し、質問は一つ(one question)しかできません。 →正解はこちら。


◇◆◇ 南国鹿児島〜タイヤチェーンにまつわる失敗談
 タイヤチェーンが話題になっていますね。昨日(1/5)は、南国鹿児島も5〜10cmの積雪でした。16年ぶりの積雪とのことです(小生昨日まで、鹿児島に帰省中で、昨晩小倉に帰ってきました)。その16年前のにがい失敗談です。その頃鹿児島県の川内(せんだい)市の職場に車で通勤していました。鹿児島では、積雪はまれですので、タイヤチェーンのことについてあまり考えもしないし、取り付けにもなれていません。新しい車に買い換えたやさきに、積雪です。早速タイヤチェーン(2個)を購入して、後輪にはめて、朝出発しました。職場に着くと、同僚が笑うのです。「おまえの車FF(前輪駆動)だろう?」と。赤面です。穴があったら入りたいくらいです。当時は、前輪駆動の車はまだ少なかった頃です。その前に乗っていた車は、後輪駆動でした。駆動のことなど考えもせず無意識に後輪にはめたわけです。以上、タイヤチェーンにまつわる失敗談です。


◇◆◇ ツル(鶴)の愛情物語
 鹿児島県出水(いずみ)市には、毎年シベリアから1万羽あまりのツルが飛来します。 ツルは一雄一雌制で夫婦はとても仲が良く、何かの理由でどちらかが欠けるまで生涯共に暮らすそうです。次のような愛情物語があったそうです。 

 昭和48年に、羽を傷つけた一羽の雄ツルが保護されました。相手の雌ツルは、保護舎上空を鳴きながら旋回し続けたそうです。その夫婦ツルは、なきなき別々の場所で冬を越すことになりました。やがて3月になって他のツルたちがシベリアへ帰った後も、雌ツルは帰ろうとせず5月まで出水に残ったそうです。その年の冬にふたたび第一陣としてやって来た相手の雌ツルは、飛来した夜中に保護舎上空を鳴きながら旋回したそうです。やがて雄ツルも元気になり、保護舎から放たれその夫婦ツルはその冬を共に越冬し、3月には仲間と一緒にシベリアに帰って行ったそうです。(出水のツル(鶴)の写真をUpしました)。


◇◆◇ 動物は目が命 
 「動物は目が命ですね(人間もかな)。どんな動物でも描いていると目に惹きつけられます。」 本当に、そうですね。 いま、食べ終わったばっかしなのに、きちっんとお座りをして悲しそうな目で見つめられると、ついまた食事を与えてしまうのです。(我が家の猫は大(ダイ)と言います。)


◇◆◇ 「Satsuma(サツマ)みかん」の話し
 米国では、日本のみかんは、「Satuma(サツマ)」とか「Satuma Orange(サツマオレンジ)」と呼ばれているそうですね。その由来をネット検索で調べてみました。

 出水郡東町が発祥の地とされる温州みかんが、Satumaの由来だそうです。 温州みかんがSatsumaと呼ばれるようになったのは、1878年当時米国の日本大使だったバン・バルケンベルグ氏夫人が鹿児島の人に頼んで温州みかんの苗木を故郷に送ったことに由来しているそうです。現在、フロリダ州とアラパマ州にSatsumaという町があるそうです。ヨーロッパでも温州みかんのことをサツママンダリンと呼んでいるそうです。(江崎果樹園のサイトを参考にしました。)


◇◆◇ 紅白歌合戦〜中島みゆき「地上の星」
 大晦日の夜、NHK紅白歌合戦を見ていました。妻と二人です。子供達は、初詣でとかそれぞれ用事があるようで、すでに出払っています。中島みゆきが、黒四ダムで歌っていました。「歌詞を間違えた。歌詞の字幕がきえたよ。」 白色のノースリーブのシンプルなドレスで歌っています。「ふるえているよ。」「きっと寒いんだ。」 妻とのちょっとした会話です。瞬間視聴率が50%を越えていたらしいです。 1月11日(土)のTVで、「”地上の星”が新記録、中島みゆきが輝く理由」と題して、取り上げていました。

 「黒四ダム」。そのひびきに、当時の男のロマン、技術者の夢がよみがえって来るようです。まさしく「プロジェクトX」です。歌謡曲に、中高年の胸が久し振りに揺り動かされたのでしょうか。「派手な衣装合戦」よりよっぽど感動したというメールも見受けました。

 1月12日(日)の朝のワイドショーで、中島みゆきの”地上の星”がトップテンの10位に入ったと、またまた取り上げていました。129週かかっての、超スローのトップテン入りのようです。元旦から5日までの5日間で、なんと7万枚を売り上げたそうです。そして、1月14日(火)の朝のTVは、ついにトップに踊り出たと報じていました。


◇◆◇ リンクを張って頂いて
 早朝、早速のリンク有難うございます。これからもその時々に出かけた風景の写真や記事、仕事のこと、想いなどをホームページで発信して行きたいと思います。その内容やフィーリングが定年に向う、定年を迎えた、そして定年後の制作者の心の有り様、想い・思いの有り様の変遷を物語ることになるのではないかと思います。(「定年前の方へ:定年前後の気持ち」のサイトにリンクを張って頂いて)。


◇◆◇ 八尾・「風の盆」への想い 
 仕事の関係で、富山市に何人か知人がいて、富山は身近に感じていますが、まだ富山に行ったことはなく、ずーっと八尾の「風の盆」に憧れている一人です。 1989年(平成元年)ですから、もう十数年前です。通勤中の車のラジオから菅原洋一が歌う「風の盆」(NHKみんなの歌)が流れていて、気に入り早速カセットを購入して覚えました。同年には、石川さゆりの「風の盆恋歌」がリリースされていますが、今でも菅原洋一の歌の方がすきです。 その後、高橋治の小説「風の盆恋歌」(1987年・新潮社)と出会い、ますます想いを膨らませ、八尾の町の情景をあれこれと想像してきたものです。そして、昨年(2002年)11月23日にNHKドラマ「風の盆から」(原作・脚本:市川森一、出演:松本幸四郎、倍賞美津子)が放映されました。そのドラマで、実際の八尾の町並みを知ることができました(ドラマは、やるせないストーリでしたが)。哀調を帯びるた胡弓の音にあわせて歌う唄と踊りは、とても情緒豊かで気品高くあります。そして、編み笠に顔を隠して踊る女性の浴衣姿。なんて奥ゆかしくて艶やかなことでしよう。男連の踊りもなかなか良いですね。いつか、「風の盆」を見に行きたいと思い続けています。
→「ハイビスカス」と「酔芙蓉」と「風の盆」


◇◆◇ 「夫婦お互いの自立」とは 
 「夫婦お互いの自立」とは、どういうことでしょうか。(1)女性、妻である前に一人の人間である (一人の人間として働く権利。もちろん、家事も立派な仕事だと思います)。(2)いくらかの経済的自立。(3)自分でできることは自分でやる(男でもできることはある。但し、女性でないと出来ないこともある)。という考えで、ワシモの場合、結婚以来26年、ずーっと共働きを続けています。


◇◆◇ 羨(うらや)ましく思うこと
 「夫婦お互いの自立」などと偉そうなことを申しましたが、「手芸が得意で、服を縫ったりパッチワークをしたり、パンやケーキを作り、いつもご主人の帰りを待っていらっしゃる」、そんな奥さんのある男性をずーっと羨ましく思ってきたものです。今でもそうです。


◇◆◇ ホームページと著作権
 自分のホームページに市販のCDなどから音楽を貼り付けると、音楽著作権違反になる恐れがあるように、「本の表紙画像」にも著作権があります。自分のホームページへ「本の表紙画像」を掲載できるかどうかは、出版社によりますので、出版社へ問い合わせて確認する必要があります。わが国では、著作物がリリースされて50年経てば著作権は消滅しますから、ふる〜い、ふる〜いものを使用すれば、大丈夫というわけです。但し、法律を改正して、50年を70年に延長しようという動きがあるようです。たとえば、黒澤明監督の「七人の侍」など、価値のある沢山の著作物が50年を迎えようとしている時期にあります。著作権の問題は、いろいろな観点から論議されてきており、有効期限を十数年に短縮すべきという考えをもっている人もいるようです。著作物は、みんなの財産だというわけですね。著名なキャラクタなどの絵に限らず、たとえば個人の方が書かれた絵をメールで送ってもらった場合などでも、それを了解なしにホームページに使うと著作権に抵触する可能性があります。


◇◆◇ 胃カメラ
 毎年、人間ドックに行っています。人間ドックでは胃の検査があって、バリウムを飲むかカメラを入れるかです。ところが、一般的に人間ドックでは、肝心の大腸検査を本格的にやってもらえません。そこで、毎年わざわざ熊本市の某医療機関まで行っています。そこでは、胃と同時に大腸も内視鏡でみてもらえます。まず上からカメラを入れ、その後、下からもカメラが盲腸のところまで入ります。ですから、のどにスプレーで局部麻酔すると同時に、全身麻酔の注射をされます。注射が済むかすまないかのうちに、意識がなくなります。まったく痛みを感じないうちに検査は終わります。意識が戻るとソファーに横たわっていて、それから1〜2時間まどろいながら横になります。その時の眠気の気持ちよさ。癖になりそうです。この話しを妻(現役でnurseをやっています)にすると、カメラに傷付けられても分からないから、それは危険なやり方だといいます。痛いときは「痛い」と意思表示できる検査の方が良いというわけです。内視鏡検査は、病院によってやり方の差が大きいようなので、病院の選択が重要だと思います。私の場合、医者を信頼するしか無いわけです。


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  2003.08.20 
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