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千代の園酒造 |
交差点と千代の園酒造株式会社 |
熊本市より国道3号線を 北上すること約25km。山鹿盆地に開けた人口約49,900人の山鹿(やまが)市。山鹿といえば、温泉と 毎年8月15、16日に開催される山鹿灯籠祭りが全国的に知られています。 |
真っ白な外壁と煙突 |
また、2月には『山鹿灯籠浪漫・百華百彩』という 冬灯りの祭りが開催されます。湯のまちであった山鹿は、豊前街道の宿場町、文化の中心地として栄え、 八千代座など、当時の重厚な町並みの面影をあちこちに残しています。 |
煙突は蔵の歴史シンボル |
菊池川のほど近く、 米の集積地として賑わった下町惣門地区にある『千代の園酒造株式会社』もそのひとつです。 米問屋だった本田家が1896年(明治29年)に酒造りを始めました。 |
歴史を感じさせる重厚な建物 |
本田酒造場を経て 昭和35年(1960年)に『千代の園酒造』を設立しました。そびえる煙突は この蔵の歴史を物語るシンボルでもあるそうです。 |
『千代の園』の日除けのれん |
はじまりが米問屋 だったこともあり、創業以来、原料となる米に格別のこだわりを持ち続けてき、 『九州神力(しんりき)』という新たな品種を作り出したほどでした。 |
通りは無電柱化されています |
戦後は普通酒全盛の昭和43年(1968年) 全国の酒蔵にさきがけ、純米酒造りに着手。上槽(もろみを搾って酒と酒粕に分ける作業)後の祝いの席で 蔵人が朱色の大盃でまわし飲みをしたことからその純米酒を『朱盃』と名付けました。 |
酒造りのシンボル・杉玉 |
主な銘柄に、 純米大吟醸『朱盃』、大吟醸『エクセル』、極上赤酒(あかざけ)、純米焼酎 『八千代座』、吟醸『熊本神力』などがあります。 |
ひまわりが夏を演出していました |
『赤酒』(あかざけ)とは、 熊本県で生産されている灰持酒(あくもちざけ)で、酸を中和し保存性を高めるため、 もろみを搾る前に『木灰』を入れることが特徴だそうです。 |
行き交う人 |
『木灰』を使うことにより、 独特の芳香を持つようになり、また時間の経過とともに、糖分やアミノ酸が反応して、自然に赤色を 帯びてきます。そのことから『赤酒』と呼ばれるようになったと考えられています。 |
重厚な瓦屋根の下で |
以上、説明文は、 『千代の園酒造株式会社|熊本酒造組合』 および『千代の園酒造株式会社公式ホームページ』、 ならびに『千代の園酒造 - Wikipedia』を参考にしました。 |
無電柱化された交差点 | ||
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