昭和30年代の子供の頃、それは祖母や母が割烹着をきてホウキやハタキで掃除していた時代でした。縁側には足踏みのシンガーミシンが置いてあり、トランジスタラジオからは昭和歌謡が流れていました。決してまだ豊かな時代ではなかったけど、テレビやスクーターや耕運機などの普及が始まり、右肩上がりの高度成長時代へのきざしが見えてきて、日本中に明るさと元気があふれ始めていた時代でした。昭和の時代に別れを告げて今年ではや15年目。昭和のそんな時代を懐かしく思うときがあります。胸を焦がすような昭和30年代のモノや町や人を再現しようとしているところが大分県にあります。国東(くにさき)半島の付け根に位置する豊後高田市です。小倉から特急ソニックに乗って約1時間、宇佐駅で下りでバスにのって約20分で豊後高田に着きます。「昭和の商店街」「昭和の街角」「昭和の暮らし」の3つのページに分けて、アップロードしました。下のメニューバーで切り替えてご覧下さい。 (旅した日 2003年5月) |
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