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旅行記 ・門司赤煉瓦プレイス − 福岡県北九州市  2020.01
門司赤煉瓦プレイス
門司駅の北口から関門海峡へ下る歩道
門司赤煉瓦プレイスは、
福岡県北九州市門司区大里本町の旧サッポロビール九州工場の
施設を保存活用した建物群です。
門司赤煉瓦プレイスの看板(右手前方が旧サッポロビール醸造棟)
JR門司駅の北口から関門海峡へ
向かって約3分歩くと旧長崎街道門司往還だった道路にでます。
その交差点の右手が門司赤煉瓦プレイスです。
レンガ広場(左手)に沿う歩道
旧長崎街道を挟んで山側にある
北九州市門司麦酒煉瓦館、旧サッポロビール醸造棟と海峡側にある
赤煉瓦交流館(旧倉庫棟)、レンガ広場から成ります。
レンガ広場から見る関門海峡
1913年(大正2年)に
帝国麦酒(のち桜麦酒、戦時統合を経て現在サッポロビール)が門司麦酒工場を当地に建設し、
その後変遷をへてサッポロビール九州工場として稼働していました。
レンガ広場から見る旧サッポロビール醸造棟
しかし、1996年(平成8年)に
老朽化等により大分県日田市の新九州工場(現:九州日田工場)への移転がサッポロビールより発表され、
2000年(平成12年)に新工場竣工に伴って旧・九州工場は閉鎖されました。
レンガ広場と赤煉瓦交流館(旧倉庫棟)
残った建物群と
跡地の扱いについて北九州市等により検討が行われ、JR門司駅の
構内遊休地と併せて再開発を行うことになりました。
旧サッポロビール醸造棟にあるカフェ
旧工場事務所だった建物を
転用した門司麦酒煉瓦館が2005年(平成17年)に先行開業し、
翌2006年(平成18年)に他の施設も開業した
カフェドブリック(Cafe de Brique、旧サッポロビール醸造棟内)
再開発事業の実施においては、
基盤整備については土地区画整理事業が適用され、建物の保存と活用に関しては
まちづくり総合支援事業が適用され再開発が実施されました。
赤煉瓦交流館(旧倉庫棟)と旧長崎街道
敷地はサッポロビール所有のままの部分と
北九州市がサッポロビールより無償譲渡で取得した部分があり、建物は門司麦酒煉瓦館については
北九州市が無償譲渡で取得し、管理運営をJR九州メンテナンスに委託。
冬薔薇(旧サッポロビール醸造棟)
その他の建物は、サッポロビールより
NPO法人赤煉瓦倶楽部が無償譲渡で取得して管理運営を行っています。保存された建物群は
2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に登録されました。
赤煉瓦交流館(旧倉庫棟)と門司麦酒煉瓦館(中央前方)
また、2009年(平成21年)に、
近代化産業遺産続33(33九州窯業 - 北九州市の鉱滓煉瓦製造関連遺産)に、門司麦酒煉瓦館・
旧サッポロビール醸造棟・赤煉瓦交流館が認定されました。
以上、門司赤煉瓦プレイス - Wikipediaを参考。
旧サッポロビール醸造棟
 
   ニッカウヰスキー門司工場
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