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ヨロン島の風景 |
与論港に着岸するフェリー |
フェリー(クイーンコーラルプラス) 沖永良部島の和泊港から与論港までの航行距離は約50kmです。7月19日12時ちょうどに和泊港を出港したマリックスライン (本社:鹿児島市)の下りのクイーンコーラルプラスは、14時に与論港に着岸しました。約2時間の船旅でした。船上から眺め与論は、島は緑、海と空は青色そのものでした。 |
出迎えの車 |
与論のレンタカー フェリーが着岸をすませる頃には、出迎えの車が整然を並んで下船客を待ちます。上の写真の左手に並んでいる車はレンタカーです。レンタカーの会社あるいは営業所へは行かずに、ここで貸し借りの手続きをしてレンタル料を払い、そのまま乗って行きました。翌日の帰りは、与論空港の駐車場へ鍵を付けたまま乗り捨てでした。 |
停泊中のクイーンコーラルプラス |
フェリーは沖縄へ 与論島から南方を見ると、22km南に沖縄本島の辺戸岬(へどみさき)が見えますが、沖縄の本部港(もとぶこう)までは与論港から約60kmの航行距離があります。時刻表では、14時10分に与論港を出て、17時10分に本部港着、那覇港着は19時になります。 |
南の海上に見える沖縄本島の辺戸岬 |
与論の農業 与論島の南海岸から22km先に沖縄本島の北端・辺戸岬を眺める光景に濃緑色のサトウキビ畑は目に入ります。与論の農業生産は、サトウキビを中心に肉用牛、輸送野菜(サトイモ・インゲンなど)、花卉等を組み合わせた複合的な経営形態となっています。また、近年では温暖な気候を活かしての熱帯果樹の生産も取り組まれるようになってきました。 |
風花風力発電所の風車(東区龍美) |
風花風力発電所 島の一周道路を大金海岸に向かってさらに東へ進むと見えてくるのが、風力発電の一基の風車。高さは63mあるそうです。島の東南の、最も南に位置する龍美にある風花風力発電所の風車。与論島の新しいランドマークになっています。夜はライトアップされるそうです。 |
ハイビスカスと風車(東区龍美) |
ハイビスカス 葵(あおい)科の花で、和名は仏桑花(ブッソウゲ)。やはり南国の島の雰囲気がピッタリの花です。原産地はインド洋や太平洋の島々とされ、ハワイに持ち込まれてから広まったといわれています。与論島ではあちこちで見ることが出来、与論町の町花になっています。花の色はやはり、赤が多いですが、黄色の花も見かけました。 |
大金久海岸がある地区の遠望 |
与論島の観光スポット まずは、約2kmにわたり続く与論島最大のビーチ『大金久海岸』。海水浴だけでなく海中ウォッチング、ウミガメに遭遇できる竜宮城巡り、シュノーケリングなどのマリンスポーツも楽しめるます。シャワーやトイレ、飲食店のほか、キャンプ場、お土産屋さんなど、周辺施設も充実しています。 |
大金久海岸近くにある民家 |
大金久海岸の約1.2km沖にあって、干潮時の特定の時だけ真っ白な美しい砂浜が現れる『百合ヶ浜』。幻の砂浜の出現に遭遇で出来ればラッキー。グラスボートで送り迎えしてもらいます(但し、往復で2,000円の料金がかかります)。浜の『星砂』を年の分だけ集めると幸せになれるといわれます。 |
大金久海岸へのゲート |
それほど大きくないけど、地底の神秘的な世界を体験できる『赤崎鍾乳洞』。映画『めがね』の舞台になったビーチとしても知られている『寺崎海岸』。与論島の歴史や文化を知ることができる『与論民俗村』。島南端の丘にある、15世紀頃に築かれた琉球王朝時代の『与論城跡』。 |
土産店 |
小高い丘に建つ一風変わった建物の『サザンクロスセンター』は、与論の歴史、文化、自然を知ることのできる資料館。5階の展望台からの眺めは島の殆どが一望できる絶景。与論島が南十字星を見ることができる最北端の地であることから名づけられそうです。与論島に鉄道はないのに存在する『ヨロン駅』。実際にあるのは車輪と駅名標だけ。 |
大金久海岸 |
カフェに入るなら『くじらカフェ』がおススメ。与論港、与論空港から南海岸沿いの幹線道路を東に進むこと5分。ハギビナ海岸の方へ右折します。て、個人の別荘らしき白亜の建物が並んだ小道へ入ると、その一番奥にあります。ハギビナ海岸の美しい景観を最大限に生かした、とにかくロケーション抜群のおしゃれカフェ。 |
シーマンズビーチ |
シーマンズビーチ 大金久海岸の南に位置するビーチです。大金久海岸と砂浜はつながっていますが、岩場が点在していて、奇岩の景観も美しいビーチです。南へ行くほど、岩場が多くなり、さらに南へ行くと赤崎海岸につながっています。にぎやかな大金久海岸に比べて、シーマンズビーチはこじんまりした感じがします。 |
シーマンズビーチの風景 |
シーマンズビーチにある『ゆいの丘』から北を眺めれば、シーマンズビーチから大金久海岸までが見渡せます。シーマンズビーチの入口に1軒だけあるお店が『シーマンズクラブ』です。グラスボートで行く海中公園、百合ヶ浜ツアー、シュノーケルツアー、バナナボートなどの遊びの発信基地であると共に、食堂、無料シャワーを完備しています。 |
『ゆいの丘』へ |
奄美群島国立公園 今年(2017年)3月7日に、日本全国で34番目(鹿児島県内では4番目)に指定されたばかりの国立公園です。鹿児島県の奄美群島、ならびにその周辺海域を区域とし、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島の島々が含まれています(指定区域の自治体は12市町村)。 |
奄美群島国立公園の標識 |
奄美群島国立公園指定区域のうちの一部は、世界自然遺産候補『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』の推薦区域となって、世界遺産の指定を目指します。国立公園を巡って政府は、2020年に訪日客を年間4千万人とする目標の達成に向け、生態系に影響を与えない範囲で利用を促し、受け入れ環境を整備する方針だそうです。 |
『ゆいの丘』から眺めるシーマンズビーチ |
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