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♪ラリアーネ祭り(モッツァーニ) | ||
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国宝・臼杵石仏 − 大分県臼杵市 |
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大分県臼杵(うすき)は、ずーっと訪れたいと思いつづけた町でした。特急ソニックは大分までで、臼杵まではとどきません。小倉から特急「にちりんシーガイヤ」に乗ります。博多〜宮崎空港間を走る電車です。臼杵まで丁度二時間の旅の車窓から眺める田園ではあちこちで田植えが始まっていました。臼杵駅からJRバスに乗ると市街地を抜けて20分で石仏の里、臼杵市深田に到着します。 臼杵石仏は、すべて切り立った岩肌に彫られた磨崖仏(まがいぶつ)です。これまで国の「特別史跡」と「重要文化財」の二重指定を受けていましたが、保存修理工事を終わった1995年(平成7年)に、磨崖仏としては全国で初めて59体が「国宝」に指定されました。伝説によると、真名野長者の名で親しまれた「炭焼小五郎」が、亡くなった娘の供養に中国の天台山に黄金三万両を献上して、そのお礼に来られた蓮城法師からインドの祇園精舎の話しを伺い、都から木彫りの仏師を大勢招いて彫らせたものと云われます。平安時代から鎌倉時代にかけて彫られた臼杵石仏。千年の風雨に耐え、遠く千年の歴史・文化、そしてひたむきな信仰のあかしを今に伝えれくれます。 (旅した日 2003年6月) |
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⇒ 臼杵の町並み〜二王座あたり |
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