肥薩線全線開通100周年記念ページ
♪Prologue
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リバイバルえびの − 熊本県球磨村
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熊本県の八代を起点に球磨川に沿って人吉まで走り、さらに山間をぬって鹿児島県の錦江湾に臨む町・隼人に至る全長124Km余りの、全区間非電化のJR九州のローカル線が肥薩線です。難工事の末、矢岳駅(熊本県人吉市)と真幸駅(宮崎県えびの市)間に矢岳第一トンネルが貫通し、肥薩線が全線開通したのは1909年(明治42年)11月21日のことでした。それから100年、社会の到来とともにローカル線が次々と廃止されるなかで、今日までどうにか生き延びてきた路線です。肥薩線全線開通からちょうど100年目にあたる2009年11月21日、各駅や沿線でいろいろな記念イベントが開かれました。急行『えびの』(当初は準急)は、1959年(昭和34年)から2000年(平成12年)まで熊本 〜宮崎間に走っていたディーゼルでした。肥薩線全線開通100周年記念イベントの一環として、懐かしい国鉄色時代の急行えびのがリバイバル運行されるというので、その姿を一勝地駅と第二球磨川橋梁で撮影してきました。   (旅した日 2009年11月21日)
  
  
第二球磨川橋梁にて
2009.11.21.11:38
第二球磨川橋梁(球磨村那良口駅〜渡駅間)を通過する『リバイバルえびの』。第二球磨川橋梁は、1908年(明治41年)に開通したアメリカブリッジ社製のピン結合方式のトラス橋です。トランケート式といって川を斜めに渡るように設計された橋で、日本で残っているのは第二球磨川橋梁と第一球磨川橋梁だけという貴重なものので、経済産業省近代化産業遺産に指定されています。
         
         
一勝地駅にて
2009.11.21.11:25
一勝地駅(球磨村)は、その縁起の良い駅名にあやかって『必勝お守り記念入場券』を販売していて、勝利、合格を祈願してスポーツ選手や受験生などに人気だそうです。また、駅に隣接する一勝地郵便局ではお守りを販売しています。『リバイバルえびの』が駅に到着すると、『よさこい』をアレンジした『くまこいダンス』が披露されました。
      
      
 特集 / 肥薩線
      
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