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旅行記 ・嘉例川駅(2) − 鹿児島県霧島市 2015.06
かれいがわえき
嘉例川駅
 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川にある、
JR九州肥薩線の嘉例川駅は、大隅横川駅とともに1903年(明治36年)1月15日に営業を開始した、
最古の木造駅舎です。梅雨のさなかの雨の日に再訪してみました。
  本ホームページに、築後百年の
木造駅舎として取り上げて、旅行記をアップロードしたのが2004年(平成16年)のことでしたが、それから
あっという間に11年が過ぎ、筑後百十二年を経た駅舎になりました。
  2004年(平成16年)、旧・隼人町(現霧島市)が
保護のため買収し、2006年(平成18年)には国の登録有形文化財に登録されました。駅舎は地元の
ボランティアによって整備・清掃されています。駅ノートが置いてあります。
南へ約2kmのところに鹿児島空港があるという
位置にありながら四方を山に囲まれ、駅周辺は嘉例川に沿って小さな集落が開けているのみです。1日の平均乗車人員が
35人(2013年度)という小駅ながら、現在も現役の駅舎として使用され続けています。
 
【補遺】営業開始17年後の1920年(大正9年)3月30日、当時の皇太子(昭和天皇)が駅から約3キロメートル西にある高屋山上陵参拝のためこの駅に乗降しています。宮崎駅からの臨時列車で午前11時に到着し鹿児島県知事らの出迎えを受け、駅から人力車で山陵へ向かいました。東郷平八郎も同行していました。午後0時45分に駅へ戻り、同50分に川内町駅(後の川内駅)へ向けて出発しました。小雨の降る中、沿道には出迎えのために4万人以上の住民が集まったそうです。『嘉例川駅 - Wikipedia』より。
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