旅行記   ・旅の宿〜指宿白水館    
施設、料理、温泉、家庭的なもてなし、ひなびた静かさ、のんびりしたくつろぎ・やすらぎ。オープンなレジャー機能、都会的機能性など、それらのどれを優先するかによって、旅の宿の選び方も違ってきます。指宿白水館は、客室205室・収容人員947名という大規模な旅館でありながら、遊楽・癒(いや)しの雰囲気が漂(ただよ)う中で、のんびりとやすらいだ気分で、そして楽しくくつろげる旅館です。指宿にお出かけに一押しの旅館です。客室は、「離宮」がお勧めです。(旅した日 2003年02月)
 【たたずまい】 Atmosphere
   
       
白水館玄関車寄せへ通じる老松庭園内の道(左上)。白水館玄関全景(中上)。海と能舞台を模した石庭の広がる中庭・白水庭(右下)
【理念】 Philosophy
日本旅館は、すっかり欧米化した日本の中で、まだ日本の文化がきちんと残っている。特に著名な旅館には、遊楽・癒しの雰囲気が漂う中にも風雅な学びの趣きがあり、文化性・芸術性の高い日本文化が温存されていると思います。白水館においても創業の早い時期から「旅館経営はあらゆる日本文化の素材を駆使する芸術活動」の理念のもとに、庭園や和風建築に配慮しながら、館内壁画や調度のしつらえなどを整えてきました。その一方では、日本文化の過ぎ越し縁にいささかでも触れていただこうと郷土先人達の美術工芸品等を中心に長年に亘って収集して館内の常設ギャラリーに展示し、お客様方に芸術の香り高い雰囲気を味わってもらえるように努力して一歩一歩白水館の歴史を刻んでまいりました。(以下省略)−「指宿白水館所蔵 中国陶磁コレクション」の本の「あいさつ文」を転載−
【庭園】 Garden
   
       
整枝された松と芝生の庭園(左上・中上)。ライトアップされた庭園(右上)。離宮(中下)。離宮の客室から望む錦江湾に昇る朝日(右下)
 【館内】 Indoors
   
       
木肌のぬくもりと贅(ぜい)を尽くした和風の宿。
 【ギャラリー】Gallery
   
館内には、薩摩の歴史的美術工芸品・遺墨などを中心に展示した「ギャラリー白水」・「ギャラリー薩摩」、唐三彩・白磁・青磁など中国陶磁器の歴史を展示した「ギャラリー三彩」の3つのギャラリーがあります。
【風呂】 Bath
往時をしのぶ、くつろぎの湯  
樽風呂・浮世風呂(女性)・花魁風呂(男性)・泡泉・日本橋大浴殿・江戸柘榴風呂・露天風呂・うたせ湯・釜風呂など、日本のお風呂の歴史が再現されています。写真右上は、指宿にしかない「砂むし温泉」。写真右下は、露天風呂・釜風呂・うたせ湯
余裕のある広びろとしたお風呂場には、いろいろのお風呂があって、ゆったりとのんびりと、そして楽しく過ごせます。
 【備考】
(1)「元禄風呂」、「砂むし温泉」の画像は、指宿白水館オリジナルの絵葉書及びパンフレットを
   スキャナーで読み取って使用させて頂きました。
(2)本ページは、指宿白水館のご承諾を得て公開しています。
(3)指宿白水館の公式ホームページのアドレス → http://www.hakusuikan.co.jp/ 

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