フランクフルトから南へ約80km、ライン川の支流ネッカー河畔の町ハイデルベルク。川と赤砂岩の橋、中世の家並みと旧市街、山の中腹にそびえる古城、そしてゲーテやニーチェなどが散策したと言う哲学の道。ハイデルベルクは、ロマンティック街道との交点ローテンブルクと並んで、古城街道の中でも人気の高い町の一つです。フランクフルトから鉄道で約1時間と交通の便も良く、年間300万人を超える観光客が訪れると言われています。また、ハイデルベルク大学は、14世紀に創設されたドイツ最古の大学であり、ハイデルベルクは今でも大学の町として有名で、学生があふれる若者の町です。主な観光スポットは、ほとんどが市庁舎・大学の周り数百メートルの範囲にあり、一日あれば哲学の道も含めて歩いて回ることができます。そんなハイデルベルクの雰囲気をアップロードしました。 (旅した日 2004年04月) |
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中世の家並み
ライン川の支流ネッカー川とその南岸に沿った古い小都市ハイデルベルクの旧市街の家並み(写真右上)。高くそびえているのが聖霊教会、その東隣に見えるのが市庁舎。ネッカー川に架かる石造りのカール・テオドール橋(写真右上)。その橋の旧市街側の門ブリュッケン・トーア(写真右下)は、もともと市の城門として使われていました。旧市街の対岸の中腹(写真左下)には、哲学者の道と呼ばれる細い散歩道が続いています。この道はゲーテ、ニーチェなどの偉人が思索をめぐらせながら歩いたところで、京都にある哲学の道はここを真似て名付けられたそうです。 |
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旧市街 |
ネッカー川左岸に細長く延びる旧市街。ビスマルク広場からカールス門までの約2Kmの中央通りは歩行者天国になっています(写真左)。1592年に建てられたハイデルベルクで最も古いホテル&レストランHOTEL-RESTAURANT ZUM RITTER(ホテル−レストラン ツム リッター)。建物は、かつて騎士の家として使われていたものです(写真右)。 |
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ハイデルベルク城 |
中央通りから80mの高さの、ネッカー川を見下ろす山腹にそびえる赤砂岩の古城。かって、ヴィッテルスバッハ(Wittelsbach)家のプファルツ選帝候(Kurfurst
von Pfalz)の居城でしたが、17世紀にルイ14世のフランス軍により破壊されました。その後改修されましたが、18世紀半ばに居城がマンハイムに移されたため廃城となった城です。 |
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城・Schloss
ゴシック、ルネサンス、バロックなど各時代の建築様式が入り混じった造りとなっています。オットー・ハインリッヒ館とフリードリッヒ館はドイツルネッサンス建築(16世紀)の傑作の一つとされています。
廃墟の佇まいと城の歴史が
ロマンを誘います。 |
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ワインの大樽
地下にはワインの大樽(22万リットル)があって地元のワインの試飲もできます。
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