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綾雛山まつり |
綾シルバー人材センター |
今から千年も前、 都は遠い遠い京都である。その頃、都の祖先たちは家族の人数ほど 紙人形をつくり、名前と年齢を書き、 |
綾シルバー人材センター |
自分の身体を撫でて、 病気にかからないように、また災いは全てその人形が貰ってくれるようにと、 陰陽師に預けて願ってもらい、心を休めていた。 |
綾シルバー人材センター |
気候が暖かくなり、桃の花などの咲く 旧暦三月三日、新暦では四月頃になるが、女の子の健やかな成長を願って『ひな祭り』 の文化がだんだんと国中に広まり、今日に伝わっている。 |
綾古民家 |
ひなも、紙びなから土びな、木彫りから 焼き物のびななど、全国各地で様々なひなが出来るようになった。いずれも単純素朴ではあったが、 地方色豊かな鄙びたところにその良さが残っている。 |
綾古民家 |
そのひな祭りも、現在の華やかな ひな壇のように立派なものではなかったが、綾は、綾の風習を受け、長い間、紙びなや土人形、 佐土原人形、他の地方から入ってきた市松人形なども飾った。 |
がすこん |
それを綾では昔から 『山ができた』と言って現在も山づくりが受け継がれている。山と女の子のつながりとして一説には、 人類が猟生活をしていた頃、男性は山へでかけ、 |
綾ストアー |
巨木、古木、奇岩、奇石を 見つけては『山の神が宿っている』と考え、家内安全を祈った。特に妻、子供の 安全を祈ったことから、山の神は昔から女性と言われ、 |
綾ふれあい館 |
長女の初節句に 親戚や隣り近所の人が前日から総出で『ひな山』をつくったという。(以上、現地の案内板 (綾の伝統文化『雛山まつり』にいて)より転載) |
おのや |
綾の古人は、決して豊かではない生活の中で、 女の子が生まれると親戚や隣近所の人たちが、粘土や木の枝で人形を作り、 山や川で拾ってきた巨木や、古木・奇岩・奇石を飾りつけ、 |
綾雛山まつりポスター(おのや) |
花木などを持ち寄り、 奥座敷に神が住む風景を再現しました。『雛山』には、女の子のすこやかな成長と、 末永く幸せとの願いが込められているわけです。 |
衣料のこまつ |
現在の祭りは、 平成13年(2001年)から、町の活性化を目指した商工会女性部が始めたもので、 今年(2017年)で第17回の『雛山まつり』です。 |
街の風景(綾手づくりほんものセンター) |
まつり期間中、綾町内の約20ヵ所に、 全国にも類を見ない貴重で美しい雛山飾りが展示され、スタンプラリーにも 参加しながら、そぞろ歩きが楽しめます。 |
街の風景(中央通り、綾ふれあい館前) |
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