レポート  ・宮内川青石護岸(愛媛県八幡浜市保内   
− 宮内川青石護岸(愛媛県八幡浜市保内) −
愛媛県の西に突き出した佐田岬半島の付け根に位置する八幡浜市保内地区は明治期に愛媛県内で一番早く電気が灯るなど文明開化期をリードしところで、町並みに往時の面影を見ることができすが、もう一つ興味深いのが『青石護岸』です。
 
宮内川の河口付近約 350メートルにわたって綺麗な独特の石積みの護岸を見ることができます。愛媛県の伊予地方で産出する通称・青石と呼ばれる緑泥片岩(丸く割ることができない)を細長く割って、段ごとに交互に傾斜を設けながら積む『矢羽根積』という方法が用いられた護岸です。平成28年度に(財)土木学会から推奨土木遺産の認定を受けました。
 
 
宮内川青石護岸
美名瀬橋と赤レンガ倉庫と桐万長の風景
宮内川沿いの家並み
宮内川沿いの家並み 
【参考サイト】
■旅行記 ・保内町の町並み − 愛媛県八幡浜市保内
写真は2010年2月に現地で撮影。

2020.03.04
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