Informatrion  ・Greetings from Bhutan   
 
− Greetings from Bhutan ブータンからの絵葉書 −

ブータン在住のNさんから今年も絵はがきが届きました。届いたのは12月22日。2012/11/25(日)記とありますから、届くまで1ヶ月を要したことになります。お便りにつぎのようにあります。
  
  今回はラヤッパの少女にしてみました。
  12/17のナショナルデーには、首都にもこの格好で
  催しに参加するはずです。
  
  今度のツェチュ(プナカ)は2月中旬のようです。
  その時にもみられると思います。
  
  今は、ポインセチア、ヒマラヤ桜が満開です。
  乾季の晴れた日には、雪山も顔を出すようになりました。
  観光シーズンももうすぐ終わりです。
 
切手(牛による農耕) 
※ 実物より拡大してあります。
 
ラヤッパの少女
 
※ ラヤッパとは、チベットからの影響がより強いブータン北部のラヤ・ルナナ地方に暮らす少数民族で、一般のブータン人とは少し異なる習慣や文化を持っているそうです。北部ブータンは、冬は深い雪に覆われるため、ラヤッパたちは冬の間は比較的気候が温暖なところに降りて来て、冬の間を過ごすそうです。
 
− 補遺 −
Nさんに、お礼のメールを差し上げたところ、”ラヤッパ”について、つぎのようなコメントがありました。
 
〜 ラヤッパ(パ=人のこと)の大半は、この時期、ガサ付近にテントを張って暮らしています。ガサもここに比べると寒い(朝は氷点下5度前後)のですが、4,000m付近に暮らすよりはましなのでしょう。冬の間は、いろんな食材などを周辺の農家から買うそうです。ここのクルタンの土曜市場でも時々みかけます。
 
黒い服を着て、絵葉書のように独特の帽子かぶっていますのですぐわかります。普通の正装は、女性の場合キラなのですが、ラヤや東部のメラ・サクテンなど少数民族は、民族衣装の着用が認められています。
 
ラヤッパは、例の『冬虫夏草』が取れる地域に住んでいますので、プナカゾンのあたりで時々観光客相手に売っています。絵葉書の帽子も、売っているのをみかけたことがあります。たぶん、プナカゾンのツェチュの頃にはそうした光景が見られると思います。 〜
   
【備考】 ブータンについては、次のページがあります。 
 古都プナカのツェチュ − ブータン王国(写真寄稿
 ブータンの風景(1)− ブータン王国(写真寄稿)
 ブータンの風景(2)− ブータン王国(写真寄稿)
 レポート ・『21世紀 仏教への旅・ブータン編』を読む
 レポート ・ポブジカの谷
 

  2012.12.22 
あなたは累計
人目の訪問者です。
 − Copyright(C) WaShimo All Rights Reserved. −