♪アリラン(朝鮮民謡)
童謡・唱歌の世界
ソウル市街の風景 − 韓国ソウルの旅(1)
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韓国の首都ソウル。『ソウル』は韓国語で『みやこ』という意味で、1394年、李氏朝鮮を建てた李成桂がここに都を移してから漢陽、漢城、京城、ソウルと名前を変えながらも600年間都の座を守ってきた、現在人口1030万人弱の都市です。ショッピング、グルメ、世界遺産など日本人に人気の観光地で、とくに昨年末から今年(2009年)の4月頃までは、1万円が15〜16万ウォンという円高レートがあって人気が盛り上がりました。訪ねた9月は、1万円が12.6万ウォンでしたが、鹿児島空港から週3往復の直行便が運行されていて約90分でいけることもあってソウルを訪ねました。
                                                       (旅した日 2009年09月)
      
      
光化門広場
光化門広場。奥の方に青い屋根の青瓦台が見えます(写真上)
光化門広場
光化門(クァンファムン)広場は、李氏朝鮮の王宮だった景福宮(キョンボックン)の正門・光化門から市庁方面へと続く世宗路(セジョンノ)に、1年3カ月間の工事を終えて出来た広場で、ソウルの新しい名所として注目されています。現在は復元工事中の光化門に続いて李舜臣(イ・スンシン)将軍銅像、そして噴水12・23など、ソウル都心に誕生した歴史と市民の憩いの広場となっています。背後は、北岳山(ブッガクサン)。more
復元工事中の光化門。モザイク模様のパネルで覆われています(写真上)
李舜臣将軍銅像と噴水12・23(写真上)
李舜臣将軍の銅像
李舜臣(イ・スンシン)は李氏朝鮮時代の将軍で、1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵、いわゆる文禄の役(壬辰倭乱)の際、水軍を率いて日本軍に勝利したとされ、民族的英雄として各地に銅像が建てられています。その中でも、1日10万台の車が行き交うといわれる世宗路交差点にある像は有名で、名物になっています。噴水12・23は、日本水軍を撃破した朝鮮水軍船舶12隻と、23戦23勝の不敗神話を成し遂げた李舜臣将軍の功績に由来しているとか。
世宗路交差点は、1日10万台の車が行き交うといわれる(写真上・下)
      
      
市庁前広場
市庁広場を取り囲むビル群(写真上)
市庁前広場
ソウルの中心部にあって、かつて小公門路、南大門路、太平路、乙支路、世宗路、武橋洞路を結ぶ交通の要衝でしたが、車道を削り、広場がつくられました。平日の昼休みには周辺のオフィス街のビジネスマンが、週末にはカップルや家族連れなどが憩う場であり、毎週のようにイベントが行われる場となっています。この日もテントが張られ、催しものの準備が整っていました。冬には、クリスマスツリーが飾られ、広場内にスケートリンクがつくられるそうです。
どこの国でも子供たちは水遊びが好き(写真上)
芝生に真っ赤なサルビアが印象的でした(写真上)
市庁前広場は、そこから太平路を北へ約500m歩くと光化門広場、南へ約500m歩けは南大門や南大門市場、東へ200mでロッテ・ソウル、さらに進めば明洞に行けるソウル市街の中心に位置します。
 
左の写真はロッテ・ソウル前を通る乙支路の車の流れで、写真下は市庁前広場横にある徳寿宮前の車の流れですが、いずれも排気量2500CC以上と思われる高級車ばかりで、いま車社会を謳歌しているような印象を受けました。
背後の門は徳寿宮の大漢門(写真下)
   
   
南山韓屋村
南山韓屋村
ソウル中心部、南山(ナムサン)公園の北の裾に位置する南山韓屋村(ナムサンハノクマウル)は、ソウル市内のあちこちに残っていた韓国の伝統家屋をこの地に移転・復元して1998年に誕生したテーマパークで、家屋や家財道具などを通じて当時の生活の様子を知ることができます。伝統の保存・継承の役割とともに観光スポット、市民の憩い場となっています。ソウルタワーを近くに望める場所でもあります。


    
韓国料理
韓国旅行の楽しみの一つといいますか、目玉の一つといえば韓国料理です。先ず、ツアー初日の夕食は肉料理でした。サムギョプサル(豚三枚肉の非常にポピュラーな焼肉)カルビ(牛のあばら肉)プルコギ(醤油ベースで甘口の下味をつけた薄切りの牛肉を、野菜や春雨と共に焼く)の中からどれか一つを選択。オプションは、サンナクチ(生きたテナガダコをぶつ切りにした踊り食い)で、飲み物は韓国ビール『Hite』でした。
4人分の朝定食(写真上) 昼食のビビンバ(写真下)
翌朝は、韓国式朝定食(写真上)。ライスとスープと、おかずは数えてみると28種類。4人分で写真のようなボリューム、とても食べきれない量でしたが、ほとんどが野菜を素材にしたおかずで、ヘルシーといえばヘルシーなようでした。
 
そして、昼食は日本でもお馴染みの『石焼ビビンバ』(写真右)。”ピビム”が混ぜるで、”パプ”)が飯の意味、したがって韓国風混ぜご飯のこと。本場のビビンバだけあって美味しかったです。 
夕食の海鮮鍋(写真下)
二泊目の夕食は海鮮鍋。韓国語では”ヘムルタン”というそうです(ヘムルが海産物で、タンがスープ料理または鍋料理の意味)。野菜と魚介類を使った鍋で、後半にはうどんが出されました。唐辛子粉でたっぷりと味付けしたスープなので、日本でいうとキムチ鍋風でした。飲み物は『マッコリ』、日本のどぶろく風の味が海鮮鍋によくマッチしていました。
    
    
明洞
明洞(ミョンドン)は、ソウルを代表する繁華街の一つ。デパートや免税店、ホテル、ファッションビルのほか、メインストリートには、レストランやエステ、マッサージ、ファッション系ショップなどのお店がぎっしりのショッピングスポットです。
    
    
ソウルタワー
夜のソウルタワー(写真上)
ソウルタワー
南山の頂上に建てられた高さは約230mのソウルタワーはソウルのシンボル。南山の標高が265mあるので、ソウルタワーの標高は約500mとなり、360°ソウル市内を一望できます。特に夜景が素晴らしく、デートスポットとして最適な場所になっているようです。5階の回転展望レストランへはエレベータで上がりますが、訪れた日は天気が好かったこともあって、地元市民や観光客でごった返していて、長い時間待たされました。
ソウルタワーからの夜景(写真下) ソウル市内の夜景(写真上)
        
         
 ソウル光化門広場について
       
      
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