ノスタルジックな街・小樽


♪ひとりショートバージョン

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ノスタルジックな街・小樽　－北海道県小樽市

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小樽は、札幌から西北西に約30kmの石狩湾に臨む位置にあります。1871年（明治4年）に北海道開拓の本府が札幌に置かれると、小樽は物資の陸揚げ港として発展をはじめます。明治中期に入ると国際港湾都市としても注目されるようになり、港は船の出入りで賑わったといわれます。大正後期になると、海を埋め立てて運河を造り、石造倉庫が立ち並ぶようになりました。明治末期から金融機関の支店が開業し、大正から昭和の戦前にかけては、ロンドンの市場をも動かす「北のウォール街」と呼ばれる繁栄を見せたといわれます。　そんな歴史をもつ港と坂道の小樽の街には、小樽運河を始め、多くの歴史的建造物が残っていて当時の足跡をたどることができます。ノスタルジックな街・小樽の一端をアップロードしました。　（旅した日2004年07月）　

小樽運河の佇まい

旧渋谷倉庫・北運河の遊歩道と舟溜り

旧渋谷倉庫（写真左）は、1895年（明治28年）に建造された母屋の左右に小倉庫を持つ独特な形の倉庫で、北運河にある。明治のガス灯がさ再現され、遊歩道にはサイコロ状の御影石を敷き詰められています（写真右）。

小樽運河と石造倉庫

夜の小樽運河は幻想的です。遊歩道では、夜が更けるまで大道芸人がギターやバイオリンを弾いていました。石造倉庫と本船間はハシケを使って物資を運んだそうです。倉庫には物資を積み下ろしするための出入口があります。

小樽運河工芸館・旧大家倉庫


小樽運河工芸館（写真下左）では、手作りガラス工房のいろいろな作品やガラスのミニチュアなどが展示・販売されています。旧大家倉庫（写真下右）は、石川県出身の海産商大家七平が1891年（明治24)に創建した倉庫で、珍しい越屋根が雄大です。
ショッピング	運河プラザ・おたる瑠璃工房・ぎやまん倉庫

運河プラザ（写真上左）は、旧小樽倉庫を利用したショッピングプラザで、観光案内を兼ねて、海産物や駄菓子などが販売されています。小樽運河の南端から港に沿ってさらに歩くと「堺町通り」は、大正から昭和初期に栄えた商人街です。ガラス工芸やオルゴール、アンティーク工房などのお土産店がずらーっと並んでいます。写真下右は、小樽オルゴール堂・ぎやまん倉庫。写真上右・下右は、アクセサリーのおたる瑠璃工房。

⇒ノスタルジックな街・小樽⇒小樽の歴史的建造物（1）⇒小樽の歴史的建造物（2）

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