ひとり 〜ショートバージョン
須釜俊一のウェブページ
白壁土蔵とおひなさまめぐり − 福岡県うきは市吉井町
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南に雄大な耳納(みのう)連山がひかえ、北を悠々と筑後川が流れる田園の中を一両編成のワンマンカーが進みます。JR久大線(久留米と大分とを結ぶ鉄道)の、久留米発・日田行きのワンマンカーです。3月に入って最初の日曜日、耳納連山には昨夜降り積もった忘れ雪がまだ残っていて、とても寒い一日でした。久留米駅を出て7つ目の駅が筑後吉井駅です。その次の駅がうきは、5つ目が日田です。福岡県浮羽(うきは)郡吉井町は、かつて有馬藩(久留米市)と天領日田を結ぶ豊後街道一の賑わいを見せた宿場町でした。今でも独特の白壁土蔵づくりの商家が軒を連ね、情緒豊かな江戸時代の風情を今に伝えています。「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている筑後吉井の町並みを、「おひなさまめぐり」が開催されている3月上旬に訪れました。その頃の筑後吉井の雰囲気をアップロードしました。 
                                                        (旅した日 2004年03月)


白壁土蔵の町並み
国道210号線沿いの商家(写真上)。観光会館「土蔵(くら)」(写真下左)。
古物ギャラリー安脚場(あんきゃば)(写真下右)。
春の訪れ
中川土蔵と満開の梅(写真左下、右上)。窓の陽光(写真左上)、ギャラリー創。菜の花を添えて
(写真右下)、青花ステンドグラス立丁尾花。
おひなさまめぐり
江戸期の古今びな(写真上)、二階から見下ろすひな人形(写真中左)、吉井町の「おひなさまめぐり」の大きな特徴である「箱びな」と「起上(おきあ)げ人形」(写真下)、いずれもギャラリー創。格子窓に花(写真中右)、青花ステンドグラス立丁尾花。起上げ人形は、かつて農家などの女性が着物の切れ端で作ったとされる羽子板風の人形です。
かぐや姫おひなさま(写真左)、掛け軸おひなさま(写真右)、いずれもギャラリー創。
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