地獄谷野猿公苑－長野県山ノ内町／旅行記

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旅行記　・地獄谷野猿公苑－長野県山ノ内町　2015.01

じごくだにやえんこうえん
地獄谷野猿公苑

『さぁ、もうひと浸かりしようか・・・』

世界で唯一サルが温泉に
入ることで知られる『地獄谷野猿公苑』は、ライフ誌やタイム誌上でも
有名になるなど、国際的に知られる観光名所です。

』『あぁ～、いい湯だな・・・』

本ＨＰの著者が
訪ねた日も、一眼レフカメラを携えた人たちのほか、子供同伴の家族連れなどを含めて
見物客のほとんどが外国人でした。

『わたしは、まず、温中ウォーキングだよ！』

地獄谷野猿公苑は、長野県の北部、
上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の標高850メートルの渓谷に位置し、
一年のほぼ三分の一が雪に覆われる厳しい環境下にあります。

『きょうも、たくさんの見物人だね・・・』

崖は急峻で、いたるところで
温泉の湯気が立ち上がっています。しかし、サルたちにとっては楽園。古くからニホンザルの
群れが自然のままに暮らしていました。

『・・・』

地獄谷野猿公苑が開苑したのは
1964年（昭和39年）。開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、
サルが入る温泉として、広く世界中の人々に愛されています。

『家族みんなで・・・。さぁ、おいで！』

不便な道のりにも関らず、日本国内外から
訪れる観光客は年間約10万人にも及ぶそうです。なお、地獄谷野猿公苑は長野電鉄（株）を
筆頭株主とする株式会社で運営されています。

『降ってきたね～、積もるかもね～』

柵などのない渓谷沿いの
自然環境に生息する約300匹のサルたちが温泉に入浴したり、辺りを元気に
駆け回る姿を楽しむことができます。

『ねぇ～ほら、雪の結晶だよ！』

地獄谷野猿公苑で餌付けされた
サルたちは、下流の農家のリンゴ園を荒らすこともなく、人間とサルとの共存の姿があります。
サルたちは人間が手出ししない限り、まったくいたずらをしません。

『ママ～、寒いよ！』　『しっかりお浸かり！』

温泉に浸かるニホンザルのそれぞれ表情。
なんて表情豊かなんでしょう。そんな表情や、川原や崖の急斜面の雪の上を転げまわる
子ザルたちの仕草や挙動など、観ていて飽きることがありません。

『へへン、おいらは、寒くなんかないさ！』

－地獄谷野猿公苑へのアクセス－

		『地獄谷野猿公苑までのアクセス』　ＪＲ長野駅前から長野電鉄の特急にのって42分。終着駅湯田中駅で下車して上林（かんばやし）温泉行きのバスに乗って15分。上林温泉から『ゆみち遊歩道』を30分歩くと地獄谷野猿公苑にたどり着きます（下の地図のルート①）。もう一つ、野猿公苑駐車場まで車で行って、あとは約12分歩けばよいルート（下の地図のルート②）もありますが、冬期間は一般車両は通行止めとなります。但し、土・日曜日と祝日は、『スノーモンキーホリデー観にバズ』と称するシャトルバスが『湯田中駅』←→『渋温泉』←→『地獄谷』間で運行されていて利用できますが、完全予約制です。料金は、往復料金と入苑料がセットになったのが、湯田中駅～地獄谷間が大人1700円（小人1450円）、渋温泉～地獄谷間が大人1500（小人1250円）です。詳細については、チケット販売所（電話 0269-33-8636）まで。jy
ルート②（前方に管理棟が見えます）

『渋温泉』温泉を兼ねた宿泊の旅には、『渋温泉』（しぶおんせん）がおススメです。横湯川沿いに大型宿泊施設、奥に入った石畳の道沿いに木造建築の旅館など、あわせて35の宿泊施設が建ち並んでいます。渋温泉の湯は源泉から直接、引湯しているため温度が高く、熱めで、湯量もたっぷりです。お湯はすべてかけ流しです。もちろん、各宿の内湯も楽しめますが、『九湯めぐり』と称する外湯巡りが有名です。一番湯から九番湯まで９軒の共同浴場があって、宿泊客には専用の共通鍵が渡され、好きなお風呂にいつでも（但し、利用時間　6：00～22：00まで）何回でも入ることができます。カラン、コロン、石畳のつづく温泉街を歩けば、あちこちに葛飾北斎の川柳を刻み込んだ御影石の句碑が建っています。渋温泉から『ゆみち遊歩道』入口まではバスも利用できますが、タクシーだと1300円ほどで行けます。
		地図は『温泉旅館組合』のパンフレットをスキャン

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