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旅行記  ・俵山温泉 − 山口県長門市 2019.06
 
たわらやまおんせん
俵山温泉
日本家屋の旅館
俵山温泉(たわらやまおんせん)は、
山口県長門市の下関市に近い山あいにある温泉です。山口県を代表する温泉『防長四湯』(山口市の
湯田温泉、長門市の長門湯本温泉、俵山温泉、下関市の川棚温泉)の一つ。
脇路地
古くから湯治場として知られ、
1100年の歴史を持ち、療養向けの温泉で、リウマチに効くとして知られています。開湯伝説に
よると、白猿に化けた薬師如来が発見したといわれています。
共同浴場『町の湯』
木屋川上流部のひっそりとした
山間部に約40軒(但し、現在の現役旅館は20数軒)ほどが軒を寄せ合って旅館街を形成して
いますが、宿のほとんどが個人向けの小さな日本家屋の旅館です。
さらに続く日本家屋の旅館
それらの旅館の中で
冨士屋という旅館だけが唯一自家源泉を所有しているだけで、
ほかの旅館は内湯を持ちません。
観光お土産品の看板が
したがって、湯治客は2つある外湯(共同浴場)の
『白猿の湯』と『町の湯』を利用します(両者とも有料)。すなわち、俵山温泉は昔ながらの外湯文化、
湯治場風情が守り継がれている日本でも数少ない温泉地なのです。
俵山観光マップ
泉質はアルカリ性単純泉。
pH9.8とアルカリ度はかなり高く、微量のマンガンを含みます。湯は汲み上げではなく、自噴する
ものを利用。『白猿の湯』『町の湯』ともに加水なしの掛け流しです。
共同浴場へ向かう人
医師の協力を得て温泉の
保健的利用を促進することが期待できる条件を備えた温泉地として国の温泉法により全国
23ヶ所が指定されている『国民保険温泉地』の一つに入っています。
共同浴場『白猿の湯』
 お土産は、白猿が発見したという
温泉の由来にちなんで『見ざる、言わざる、聞かざる』の三猿をかたどった、
焼饅頭『三猿まんじゅう』が名物になっています。
 
共同浴場『白猿の湯』
車でのアクセスは、中国道小月ICから
国道 491号・県道下関長門線経由で約30分。または中国道美祢ICから
国道 435号・国道316号・県道下関長門線経由で約30分。
共同浴場『白猿の湯』
 
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