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旅行記 ・船木 七夕づくり − 鹿児島県さつま町 2015.07
たなばたづくり
七夕づくり
出来上がった七夕飾り
 鹿児島県北薩摩地方の
さつま町(世帯数:約9,970世帯、人口約24,100人)の南の入口に位置する船木区は、
農業を主産業とする世帯数約 350の集落です。
みんな一体となって飾りづくり 
  平成27年7月11日(土)、
学校五日制に伴う区の行事として、午前9時から午前中、公民館(自治会)活動の
拠点である農業改善センターで『七夕づくり』をしました。
みんな真剣な七夕づくり
tannseina  小中学校の児童・生徒38名、
父兄と区の役員26名が集まりました。昼食は、食改善グループの方たちが
カレーライスとサラダをつくってくれます。
おじさんと一緒になって
薩摩地方の七夕行事は
旧暦の七月七日に行われるのが慣例ですが、最近この七夕づくりは、
新暦の7月7日前後に実施されるようになりました。
お母さんと一緒に
この時期はちょうど、
大人たちも田植えが終ってほっとし、体を休めるいわゆる『さなぼり供養』あるいは
『半夏生』(はんげしょう)の時期にあたります。
笑顔で楽しい七夕づくり
みんな思い思いの
飾りを作り、短冊に願い事を書きます。飾りがうまく作れない子供たちはお母さんや
お父さん、おじさんたちの手助けをもらいます。
厨房では食改善グループの皆さんが
七夕は日本だけの行事ではなく、
中国、台湾、韓国、ベトナムなどでも、節供、節日の一つだそうですが、短冊に願い事を
書いて葉竹に飾るのは日本だけの習慣だそうです。
 飾り付けが始まりました
それは、夏越の大祓に設置される
茅(ち)の輪の両脇の笹竹に因んで江戸時代から始まったものらしいです。願い事を
短冊に書いて星に願いを込める、素敵なことです。
それぞれ願いごとを書いて
現代では、いろんなお願い事を
自由に書いて吊るしますが、お願い事をする習慣は元々は、習い事の上達や発展などを
お願いすることから始まったのだそうです。
元気になってなかよくなってね
天帝の娘である織女(おりめ)は、
機(はた)を織るのが仕事。仕事ばかりするので、心配した天帝は、娘を天の川の
向かい岸にいる牽牛(けんぎゅう)と引き合わせました。
高いところに飾ろう!
すると今度は、
二人は恋に夢中になって全く仕事をしなくなりました。怒った天帝は、
二人を天の川の両岸に引き離してしまいます。
もりもり食べてすくすく成長しましょう
   天帝は二人の様子を不憫(ふびん)に思い、
一年に一度、7月7日の夜にだけ会うことを許すことにしました。折角の7月7日に雨が降って天の川が増水しても
大丈夫です。そのときは、カササギが二人の橋渡しをしてくれます。
見事な七夕飾りができました
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