ベルナーオーバーラントへの基点であるインターラーケンは、19世紀に盛んだった英国人の山岳観光ブームの影響を色濃く残す、素朴でありながら高級ホテルも多いエレガントな雰囲気の街です。宿泊したリンダーグランド・ホテルボー・リヴァージュから眺めた街の風景(写真上)。メインストリート「ヘーエ通り」の綺麗な花々の植え込みは印象的でした(写真下左)。美しい庭とレストランがあるカジノ・クアザール(写真下右)は、19世紀の社交場だった由緒ある建物で、最近は会議やパーティなどに利用されています。湖畔にあるこの街は滋賀県大津市と姉妹都市を結んでいて、記念の日本庭園があります。 |
ユングフラウ地方の西側に広がる谷は、崖の上から流れ落ちる70以上の滝や小川があることから、ラウター(音が大きい)ブルンネン(泉)と名付けられたといわれています。中でも、ゲーテやワーズワースが感動して詩を書いたと言われるシュタウプバッハの滝(写真上左)は村のランドマークになっています。ラウターブルンネン駅からクライネ・シャイデック駅行きの電車(写真上右)に乗りました。登山電車の車窓から車窓から見おろすラウターブルンネンの村(写真下)。 |
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クライネ・シャイデック駅 |
ユングフラウ鉄道は、アイガー北壁とメンヒの壁面内にトンネルを掘り、ヨーロッパ最標高のユングフラウヨッホ駅まで届く鉄道として実に16年の歳月をかけて1895年に完成しました。ラウターブルンネン駅(標高796m)から、約1時間でクライネ・シャイデック駅(同2,061m)に到着します。ユングフラウヨッホ行きの電車(写真上左)に乗り換えて、約40分で山頂駅のユングフラウヨッホ(同3,454m)へ着きます。 |
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ユングフラウヨッホ〜トップ・オブ・ヨーロッパ |
アイガーヴァント駅から眺めたアルプスの山々(写真上)。ユングフラウヨッホ駅からエレベータで百数十mあがるとトップ・オブ・ヨーロッパの展望台(写真下左)に着きます。晴れた日には、案内板(写真右)にあるように、ユングフラウ、メンヒ、アイガーの三大名峰を中心に、4000m級の厳しい山々が連なるベルナー・オーバーラント山群の雄大な姿が見られるはずでしたが、残念ながら展望台にはガスがかかっていました。 |
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