|
|
すずらんの里 |
4月20日頃から約2週間、鹿児島県伊佐市大口白木の 富ヶ丘集落で約10,000株の”すずらん”を見ることができます。国道267号を薩摩川内市方面より来て、 伊佐市大口の市街地手前で左折して、国道447に入って約2.5km走ります。 |
『すずらんの里』の看板のあるT字路に 来たら、そこで右折して道なりに約3km進むと富ヶ丘集落です。富ヶ丘集落は、戦後の入植で できた開拓地で『すずらんの里』の案内板(写真上)に以下のようにあります。 |
ここ『すずらんの里』がある富ケ丘地区は、 出水市境に近い標高400mの場所にあります。鹿児島の北海道と言われる伊佐市でも冷涼な場所で、 本州中央以北の山や北海道の涼しい地域で自生する”すずらん”が育ちやすい環境です。 |
この”すずらん”は、ここに在住する『純浦さん』の ご主人『義雄さん(故人)』が満州で見た丘の上に咲く”すずらん”をここでも咲かせたいと 思い『昭和42年頃』に1,000株の苗を長野県から取り寄せて植えられました。 |
その後、地域振興の一環として栽培に取り組み、今では 10,000株以上の可憐な花が咲いています(以上案内板より)。地元の有志12人でつくる『すずらん同好会』が、 わずか約2週間の花期のために、1年がかりで土作りや草取りに励んでいるそうです。 |
そうやって、手塩にかけて育てられた すずらんが、白いベルような形の愛らしい花と、爽やかな香りで、来場者を癒やしてくれています。 こうして、すずらんを南国鹿児島の地で楽しめるのは、有難いことです。 |
|
|||||
Copyright(C) WaShimo All Rights Reserved. |
|||||