♪アリラン(朝鮮民謡)
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旅行記 ・王宮守門将交代儀式 − 韓国ソウルの旅(2)  2009.09
 王宮守門将交代儀式
守門将による引継ぎ(写真上・下)
承政院注書(スンジョンウォン チュソ、水色の服)の監督のもとで、守門軍と交代軍の守門将が交代の引継ぎを行っています(写真上・右)。赤い服は、掖庭署司鑰(エッチョンソ サヤッ)。市庁前広場の横にある古宮・徳寿宮(トクスグン)の大漢門(デハンムン)前で。
 守門将(写真上・下)
守門将(スムンジャン)は、守門庁の所属で従6品の武官。戦笠(チョンリッ)と呼ばれる装飾のついた笠をかぶり、環刀(ファンド)という長さ90cmほどの軍刀を手にしています。王宮門の警備における総責任者で、守門軍を指揮します。
守門軍(写真上・右)
守門軍は、守門庁に所属する一般兵士で、様々な武器や旗手と呼ばれる旗を手にした兵士からなります。吹螺軍(チュラグン)は、宮中の音楽・舞踊を担当する部署の所属で、交代儀式では行進時の軍楽演奏を務めます。
承政院注書は、王の秘書機関所属の正7品の文官で、交代儀式では監督官を務めます。掖庭署司鑰は、王宮の器や鍵の管理を部署の所属で、従6品の内官。交代儀式では、承政院注書とともに儀式の監督を務めます。
厳鼓手(写真下)
厳鼓手(オムゴス)は、交代儀式の進行を知らせる厳鼓(オムゴ)という太鼓を鳴らし、儀式の流れをリードする役割を担っています。
吹螺軍(写真上・下)
王宮守門将交代儀式
朝鮮時代の王宮には、王宮門の開閉や警備を担う守門軍(スムングン)という軍隊がいました。この守門軍の交代儀式を再現したイベントが『王宮守門将交代儀式』です。
吹螺軍(写真上)
Data 行事日程
期間 : 年中常設(月曜日休演)
時間 : 交代儀式 1回目(11:00)
       2回目(14:00)、 3回目(15:30)
      巡察儀式 火曜日の2回目終了後
(交代儀式終了後に騎馬隊と交代儀式の出演者たちがソウル都心を練り歩くパレード)
王宮守門将交代儀式は、古宮・徳寿宮(トクスグン)景福宮(キョンボックン)で1996年より行われており、イギリスの近衛兵交代儀式に比肩する華やかさと格調ある雰囲気があるといわれています。本ページの風景は、徳寿宮の大漢門前で開催されている儀式の様子です。
 守門将(写真下)
   
【参考にしたサイト】
王宮守門将交代儀式|韓国ソウル|観光スポット|「コネスト」
 ソウル市街の風景
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