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なべがたき |
鍋ケ滝 |
熊本県阿蘇から 北の外輪山を越えて車で北へ25分ほど走れば阿蘇郡小国町(おぐにまち)の 中心部(道の駅・小国ゆうステーション)に着きます。 |
ここから車で 20分程度の北には杖立温泉、南東には黒川温泉があります。この小国町の 中心部から国道 387号線に入って西に5分ほど進みます。 |
右手に坂本善三美術館が 見えてきますので、滝を示す看板に沿って右折して進むと鍋ヶ滝(なべがたき)があります。 滝の落差は10mしかないですが、幅が20mあります。 |
そして、この滝のいちばんの特徴は 滝の裏側が洞窟になっていて、裏に回って裏側からも滝を眺められることです。 そのため『裏見の滝』(うらみのたき)とも呼ばれています。 |
鍋ケ滝ライトアップ in 2019 |
滝ができる以前は この谷間に川が流れていましたが、約9万年前に阿蘇山が巨大噴火を起こした際に 川に火砕流が流れ込み堆積して滝が出来ました。 |
その堆積した固い岩石の下の柔らかい地層が 水に削られて、今のように滝の裏に空間ができました。滝の裏の大きな洞窟から、目の前に 絶え間なく落ちてくる水を見ると、まるでレースのカーテンのようです。 |
そのシルクのレースのような 水のカーテンから透けて見える景色は幻想的です。新緑の季節や紅葉の季節には、 さらにすばらしいそれぞれの雰囲気があることでしょう。 |
春限定でライトアップされ、 幻想的で珍しい滝のライトアップを見ることができました(2019年は3月29日(金) 〜 4月3日(水))。時間は18:00〜21:00までライトアップされました。 |
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