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六合(くに) (『日本で最も美しい村』連合) |
道の駅六合で昼食(ざるそば)をとりました。 |
六合(くに) 草津温泉から国道 292号を南下し国道 145号に出るときに通ったのが群馬県吾妻郡中之条町の六合地区(旧六合村)。国道 145号を東に進めば伊香保温泉(群馬県渋川市)に至ります。6つの大字を合わせて村となったことから『六合』の名が生まれました。六合と書いて『くに』と呼ぶのは、日本書紀で、六合とは天地と東西南北、すなわち支配の及ぶ範囲『国』を表すことから、『六合』を『くに』と読んでいるのに由来するのだそうです。 |
『道の駅六合』の村営バス停標識 |
六合地区は、標高600メートル〜2,300メートルに位置し、面積の92%を山林と原野が占め、新潟や長野との県境を有する山間の村です。田が少なく、耕地のほとんどを畑地が占め、主要な農産物として、野菜類、花卉(かき)のほか、特産の花いんげんなどの豆類が栽培されています。 |
六合観光物産センター |
平成23年(2011年)10月8日に『日本で最も美しい村』連合に加盟。赤岩集落の養蚕農家群は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されてました。また、赤岩地区は、当初は『富岡製糸場と絹産業遺産群』の世界遺産暫定リストの構成資産に含められていましたが、のちに構成資産見直しの過程で候補から外れました。 |
『日本で最も美しい村』連合の標識と国道沿いのジャーマンアイリス |
赤岩 (国の重要伝統的建造物保存地区) |
国道292号から見る六合赤村の遠望 |
六合赤岩重要伝統的建造物群保存地区 |
概要 群馬県中之条町六合赤岩は、群馬県北西部、三国山脈の南麓に位置します。標高600〜2300mに及ぶ急峻な山間地域で、白砂川が村の中央部を北から南へ流れています。『赤岩』は六合の南端、白砂川左岸の河岸段丘上に広がる地区です。段丘の一段目は緩い傾斜の農地とされ、段丘の二段目には南北に走る道路に面して養蚕農家の屋敷地が形成されています。集落の背後には山々が連なり、崖が切り立つ独特の山間風景をつくりだしています。この地区で養蚕が始まった時期は明確ではありません。明治初期には麻とともに繭が主要商品となっていました。現在残る養蚕農家の多くは、幕末から昭和初期に建てられたものです。主屋は大半が総二階建で、かつては二階を間仕切りのない一部屋として、養蚕に用いていました。主屋と共に蔵や小屋が残り、一体的な屋敷景観を形成しています。六合赤村は、伝統的な養蚕農家が、農地や周辺の自然景観と共によく残り、山村養蚕集落としての特色ある歴史的風致を伝えていることから、東西約1,070m、南北約930mにわたる約63haの範囲が平成17年(2005年)に条例により保存地区とされ、平成18年(2006年)に国の『重要伝統的建造物群保存地区』に選定されました。 |
『重要伝統的建造物群保存地区』の案内板 |
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