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光明禅寺(緑蔭の頃) − 福岡県太宰府市
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小さいけど、九州にも庭園の美しい古寺があります。太宰府は昨年(2005年)10月に九州国立博物館が開館し、天満宮も一層賑わっているようです。修学旅行客などで賑わう参道を右にそれて雑踏が遠のくと『光明禅寺』があります。鎌倉中期1273年創建の臨済宗禅寺で、太宰府天満宮の結縁寺です。表庭と裏庭があって、表庭は大小15個の石が「光」という字に配してあって『仏光石庭』、裏庭は青苔と白砂で陸と海を表現していて『一滴海之庭』と呼ばれています。一滴海とは、広大な海も一滴の水から大海となるということを意味し、長汀曲浦の見事な線で画出された枯山水の庭です。紅葉が綺麗なことで知られていますが、若葉もみじが白砂、青苔に明暗の緑蔭を落とす時季の光明禅寺もなかなか風情があります。  (旅した日 2006年05月)


一滴海之庭
あたかも垂れた水が水面に波紋を作っているようです。


青苔が陸を白砂が海を表現しています。


母と娘


通称「苔寺」と呼ばれて親しまれているようです。


庭に面した正面と右側の畳部屋に座して眺められます。写真を撮るにも好都合でうれしいです。


靴を脱いで上がったところに賽銭箱のような箱があるので拝観料として
各自200円を入れます。寺の人は誰もいません。


見る角度や陰影の具合で趣が違ってきます。


仏光石庭
今度は、紅葉の時季に訪ねるのを楽しみにしています。


参道から歩いて3分のところにあります。太宰府天満宮や九州国立博物館へお出かけの際にはお勧めです。
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