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菊池渓谷 |
熊本県の北部を 流れる菊池川の上流、熊本市から北東約25kmの 場所に位置する菊池市。 |
大宰府府官の 流れをくむ名族菊池氏の本拠地・隈府(わいふ)を 中心に市街地が形成されています。 |
市域中央部から 南西部は熊本平野の北東端にあたり、 肥沃で農業が盛ん。 |
『名水百選認定書』が刻まれた石 |
そして、東部は 阿蘇外輪山の西麓地帯で、モミ、ツガ、ケヤキなどのうっそうとした 天然生広葉樹で覆われ、野鳥の宝庫。 |
『名水百選』が刻まれた岩 |
その間を 縫って、阿蘇外輪山の伏流水が流れる菊池渓谷が 4キロに渡って続いています。 |
菊池渓谷は、 菊池市街地から東へ約 17km、阿蘇外輪山の北西部の標高500 〜 800mの 間に位置し、1,180haの広大な面積からなります。 |
渓谷の清冽な流れは 大小さまざまな瀬と渕と滝をつくり、その変化に富む渓流が、美しい森林と 相まって絶景を形づくっています。 |
この渓谷は、 菊池水源とも呼ばれ、水環境の保全状況が極めて優良であるとして、 昭和60年(1985年)、名水百選に選定されました。 |
そのほか、 くまもと自然休養林菊池渓谷として森林浴の森百選、菊池渓谷自然休養林として 水源の森百選などに選定されています。 |
この菊池渓谷の名は 全国に知られていますが、遊歩道と売店・トイレがあるぐらいで、レジャー開発が ほとんどされておらず、自然のままの姿があります。 |
天然クーラーと称され、 夏の平均水温は13度と低く、避暑地として最適。春は新緑、そして 秋は渓流に映える紅葉がすばらしいです。 |
また、キジ、カケス、ヤマドリ、 キジバト、フクロウ、シジュウガラなど、 バードウォッチングに訪れる人も多いそうです。 |
そして、 渓谷にはキツネ、タヌキ、ムササビ、テン、イノシシ、 ノウサギなどが暮らしています。 |
車でのアクセスは、 九州自動車道・植木ICから菊池市街まで30分、菊池市街から 菊池渓谷まで30分かかります。 |
駐車料金が 200円で、高校生以上一人につき100円の 清掃協力金が必要です。 |
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