♪オリエンタル(グラナドス)
Classic MIDI album
ジョホール・バル− マレーシア
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シンガポールのツアー旅行で、その日程によく組まれているのがマレーシアのジョホール・バル(略してJB)への半日バスツアーです。ジョホール・バルは、マレーシア半島の南端に位置する、シンガポールとは泳いで渡れるような狭い海峡を隔ててすぐのところにある街です。サッカーファンの方の中には、1998年、W杯フランス大会のアジア第3代表をかけて日本代表がイラン代表と戦い、劇的な逆転勝利でW杯初出場を決めた、いわゆる『ジョホール・バルの歓喜』の街としてその名を記憶している人も多いと思います。シンガポールと地理的のみならず、歴史的、経済的にも非常に関係が深い街であり、シンガポールの歴史や経済を知る上でも有意義なバスツアーでした。繁華街の雑踏とは対照的な豪華で気品漂うモスクと王宮博物館などの風景をアップロードしました。                 (旅した日 2005年09月)



スルタン・アブ・バカール・モスク
スルタン・アブ・バカール・モスク(Sultan Abu Bakar Mosque) マレーシアには各地にイスラム寺院がありますが、その中でも最も美しいモスク(イスラム教の礼拝所)の一つとされているのが、ジョホール水道を見下ろす丘の上に建つこのモスクです。近代ジョホールの父といわれるスルタン・アブ・バカールにより1892年から8年間の歳月を費やして建設されたもので、白壁と青い屋根のコントラストがとても綺麗なモスクです。礼拝堂には、2000人もの信者が一度に入れるそうです。




王宮博物館
王宮博物館(Abu Bakar Royal Museum Johor) スルタン・アブ・バカールの統治時代の前王宮。スルタン・アブ・バカール・モスクの建つ丘を下りたすぐのところにあります。ビクトリア調の建築様式で、やはり白亜の壁に青い屋根が印象的です。瓦は日本製とか。邸内は博物館となっていて、ジョホール王族の家宝など7万点が展示されています。ジョホールの歴史を辿ることができるそうです。



ジョホール政庁
王宮博物館から見える街の中に重々しくそびえる建物(写真中央の窓が3つある建物)がジョホール州の州庁舎。高さ64.2mのサラセン式建築で、街のシンボルとなっていますが、第二次世界大戦中、マレー作戦を指揮し「マレーの虎」と異名をとった山下奉文将軍が作戦本部として使った建物といわれますが、現在は州政府の執務ビルとなっています。


民家の風景
モスクからバスで数分のところにある「マレー民族村」では、マレー人女性の踊る民族舞踊や錫(すず)製品の製造実演などの見学でした。写真は、その近辺の民家の風景です。白亜のモスクや王宮博物館とは対照的な光景です。

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