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祐徳稲荷神社−佐賀県鹿島市
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くど造り民家と浜宿の白壁土蔵造りの町並みを見に訪れた佐賀県鹿島市には、日本三大稲荷とも鎮西日光とも言われる『祐徳(ゆうとく)稲荷神社』があります。祐徳稲荷神社は、今からおよそ300年前の貞享4年(1687年)、肥前鹿島3代藩主鍋島直朝(なおとも)公の夫人花山院萬子媛が、京都から輿入れする際に、京都御所内の花山院邸に鎮座する稲荷大神の分霊を勧請したのが始まりだと言われています。衣食住の祖神と仰がれ、五穀豊穣、商売繁盛、家運繁栄、大漁満足、交通安全などの守護神として信仰があつく、参詣者は年間280万人に達するそうです。本殿、神楽殿、樓門などは総漆塗りの極彩色で、京都の清水寺そっくりの舞台を持つ本殿は、背後の石壁山の木々の緑の中で宏壮華麗な偉容を放っていました。隣接する博物館には、祐徳稲荷神社の宝物や歴代鹿島藩主の鎧、刀、美術品などが展示されています。  (旅した日 2005年05月)
祐徳稲荷神社

元旦祭、初午祭(二月初午の日)、節分祭(二月三日)、お田植祭(六月中旬)、夏祭(八月一日)、秋祭(九月十日)、抜穂祭(十月中旬)、七五三祭(十一月十五日)、秋季大祭(お火たき、十二月八日)、年越大祓などの祭りが開催されています。



本殿
京都の清水寺そっくりの舞台を持つ本殿は、背後の石壁山の木々の緑の中で宏壮華麗な偉容を放っていました。




楼門
樓門も総漆塗り極彩色の宏壮華麗な造りです。


静かな佇まい
総漆塗り極彩色の本殿、神楽殿、樓門は宏壮華麗ですが、社務所の辺りは川のせせらぎが聞こえ、むしろな静かな佇まいを見せていました。

焼物の案内板
焼き物のふるさと佐賀県らしく、境内入口にある案内板は焼物で作ってありました。

祐徳稲荷神社公式ホームページ
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