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旅行記 ・クルスの海と馬ヶ背 − 宮崎県日向市 2021.11.01
       
クルスの海
九州自動車道、宮崎自動車道、
東九州自動車道を乗り継いで、鹿児島県北薩摩の自宅から片道3時間。
宮崎県日向市(ひゅうがし)に行ってきました。
 日向市は、宮崎県の北東部に位置し、日向灘に
面する海岸線は日豊海岸国定公園に指定され、クルスの海、馬ヶ背など、自然が織りなすダイナミックな
景勝地を楽しむことができます。なお、クルスはポルトガル語で十字の意味です。
『クルスの海』は、訪れて祈りを捧げると
願いが叶うという、ロマンチックなパワースポットとして知られています。巨大な岩礁が十字の
海を形作り、上空から見ると漢字の『叶』の文字に見えることに由来します。
設置されている『願いが叶うクルスの鐘』は、
二つの重なる曲線が、お互いの足りない部分や弱いところを補い合い、相手を思いやる姿を表現し、
上に向かい細くなる形は我々の願いが天に向かう意味を表しているそうです。
馬ヶ背(うまがせ)
約1500万年前の火山噴火によって
流れ出た溶岩が急激に冷え固まった後、波に浸食されて形成された柱状節理(ちゅうじょうせつり=岩体に
入った柱状の割れ目)の海岸線は、福井県の東尋坊に勝るとも劣らないスケールです。
日向岬(細島半島)の突端に位置する『馬ヶ背(うまがせ)』は
太平洋の水平線を広く見渡すことのできる景勝地となっています。地名は、盛りあがった岩肌を
海から見ると『馬の背中』に似ていることから名づけられたと言われます。
馬ヶ背観光案内所に隣接する駐車場から馬ヶ背展望所、
日向岬展望台まで遊歩道が整備されており、10分ほど歩きます。馬ヶ背へ向かう手前の展望台からは
高さ70メートルにもおよぶ、柱状節理の断崖絶壁を眺めることができます。
馬ヶ背の断崖絶壁が属する日向岬の柱状節理は、
溶結凝灰岩によるものとしては国内最大規模で、2018年(平成30年)に国指定の
天然記念物に指定されました。下の写真は、細島灯台です。
 
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