♪Prologue
Kaseda Music Labo
菜の花と桜と青空と−鹿児島県薩摩川内市
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当HPの制作者の自宅から車で10数分走ったところに薩摩川内市樋脇町があります。江戸時代の寛文2年(1662年)、第19代薩摩藩主島津光久が天下の名泉として近郷の者に広く利用させたという市比野温泉があって、県内外からの観光客でにぎわいます。その町のシンボルになっているのがお椀を伏せたような半円形の形をした丸山で、その山の麓にある公園は市民の憩いの場となっています。この時期になると菜の花と桜が人々の目を楽しませてくれます。 
                                                        (旅した日 2006年03月)
 

菜の花と桜と青空と
鹿児島県薩摩川内市樋脇町にある丸山は、
人工的に造られたような独特の丸みを持ったユニークな形をしていますが、れっきとした溶岩円頂丘です。
この時季になると桜と菜の花が人々の目を楽しませてくれます。
今年の桜の開花は平年より早いものの、寒かった冬を引きずっているのでしょうか、
いつもより花冷えが厳しいようです。この日の朝も、鹿児島県北部では、-2.5℃という冷え込みようでした。
朝は曇っていましたが、風が出てきて雲を追いやってくれました。雲流れ花吹雪きます。
満開の桜の下では
お年寄りを招待して、踊りが披露されていました。風はありましたが、
陽光はあくまでやさしく穏やかでした。
近くにある入来麓(いりき・ふもと)には、薩摩藩政時代の面影を残す街並みがあって、
国の伝統的建造物群保存地区(武家町)に選定されています。独特の玉石垣とその上に植えられた茶やイヌマキなどの
生垣に囲まれた武家屋敷は、周囲の山々と一体となって、静かに佇(たたず)んでいます。
子供の頃、菜の花はナタネ油を取る目的で農家では、
あちこちで栽培されていたものです。学校帰りも遊びの時も、農作業の手伝いの時も、
いつもそばにこの菜の匂いがありました。

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