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茅葺の阿弥陀堂− 人吉・球磨を訪ねて(4) |
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青蓮寺阿弥陀堂は、鎌倉時代の永仁3年(1295年)、上相良三代頼宗が初代頼景公菩提のため創建したもの。広さ五間四面の茅葺で、軒高約4.48m、軒より棟までの高さ約7.58mの方形のプランを有する単層の木造大建築です。 所在地/熊本県球磨郡多良木町黒肥地3993 |
寺内には阿弥陀如来立像、一身並脇侍菩薩像二身(国指定重要文化財)、木造地蔵菩薩立像、古墳塔群などの文化財が見られます。境内入口では、素朴な六地蔵が訪れる人を出迎えます(写真上)。 |
青蓮寺阿弥陀堂内は内軒、外軒に別れ、柱は内外すべて丸柱です。四方に廻縁を有し、外観は一見極めてシンプルで素朴ですが、専(もっぱ)ら鎌倉時代の荘重、雄健の感をよく表現しています。 |
城泉寺は、上球磨の豪族、久米氏の菩提寺として建てられたものですが、現在は阿弥陀堂だけが残されています。沙弥浄心(久米三郎真家)の創建なので、昔は浄心寺と呼ばれたいました。境内の十三重石塔(写真下)、九重石塔、七重石塔(写真上)は、鎌倉初期の造立であるのにもかかわらず、欠損摩減が少なく、国の重要文化財に指定されています。 所在地/球磨郡湯前町瀬戸口 |
十三重石塔 |
阿弥陀堂は、桁行(けたゆき)・梁間(はりま)ともに24尺3寸5分(約7.4m)、茅葺の小堂ですが、鎌倉期の手法が示された建物です。本尊の阿弥陀如来、脇侍の観音菩薩と勢至(せいし)菩薩も鎌倉初期の作で、本堂とともに国の重要文化財に指定されています。 |
城泉寺近くの暮れ行く農村風景 |
球磨郡湯前町から見る、人吉盆地に落ちゆく夕陽 |
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