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沖永良部島の海 − 鹿児島県大島郡 |
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鹿児島県本土から南へ約380kmの位置に奄美大島があり、奄美大島から南へ約50kmの間隔で徳之島、沖永良部(おきのえらぶ)島、そして与論島と並んでいます。沖永良部島は、鹿児島県大島郡に属し、東西が約20km、南北が約10kmの島内には和泊町と知名町があり、人口は両町あわせて約16,000人。亜熱帯に属する温暖な気候と適度な降雨を利用して、ジャガイモやサトウキビのほか、特産のテッポウユリ(エラブユリ)やフリージアなどの球根栽培、グラジオラスなどの栽培が行なわれています。隆起性サンゴ礁の島で、全島ほとんどがサンゴを起源とする石灰岩で出来ているため、海岸線は砂浜が少なく、サンゴ礁の磯や断崖、石灰岩の絶壁や海食洞窟のある海岸が目立ちます。そんな沖永良部島の海の風景をアップロードしました。 (旅した日 2006年10月) |
タラソおきえらぶ |
風力発電の大きな風車が特徴的建物。タラソテラピーという海洋療法をとりいれた施設になっています。 |
ウジジ浜 |
マッシュルームのようなおもしろい形をした奇岩が特徴的な景観のウジジ海岸(知名町)。 |
ウジジ海岸はまた、明治23年(1890年)にカナダの帆船が台風で座礁、漂着した海岸です。 |
組員22名のうち10名が行方不明。生存者の内10名が島民の献身的な介護によって無事帰国の途についたそうです。 |
黒瀬半崎 |
東シナ海に面した岬(和泊町)で、切り立った崖と美しい海面が特徴的です。 |
田皆岬(たみなみさき)カルスト地帯 |
沖永良部島の北西端(知名町)にある田皆岬は、東シナ海に突き出た高さ40mの海触崖で奄美十景の一つで、地面一面を覆うなだらかな芝生の斜面を海の方へ下りていくと、珊瑚石灰石のカルスト地形となっています。 |
侵食された石灰岩の石塔原(カレンフェルト)で代表されるカルスト地形で、奇岩怪石群を見ることができます。 |
地域ではトラバーチンと呼ばれる縞模様のある白く美しい大理石が産出され、皇居や国会議事堂に使われました。 |
矢護仁屋埼(やごにやざき)灯台 |
田皆岬突端に立つ矢護仁屋崎灯台は、1974年(昭和49年)月に設置の、白亜の円塔形コンクリート造りの灯台。灯台の回りにはアダンの木が生い茂っていました。海の色に白亜の灯台が映えます。 |
フーチャ(潮吹き洞窟) |
フーチャとは、隆起サンゴ礁が荒波で浸食されてできた『潮吹き上げ洞窟』のことです。季節風や台風のときには、20〜70mも潮を吹き上げるそうです。 |
天高く飛び散った水滴が雲霧状となって農作物に大きな被害をもたらしたため、1963年(昭和38年)、4箇所のうち3箇所を破砕したそうです。被害の少ない現フーチャだけが観光資源として残されました。 |
なんて綺麗な海の色でしょうか。 |
昇竜洞 |
昇竜洞は、島内に300ほどある鍾乳洞のなかで最大級の鍾乳洞(知名町)。昭和38年(1963年)に発見された全長3.5kmにも及ぶ鍾乳洞で、のうち主洞600mが一般公開されています。写真は、エントランスの風景。 |
暮らしの風景 |
田皆岬に行く途中の民家の風景(知名町)。沖永良部の赤土は、隆起したサンゴ礁が、数100万年の年月を経て風化してできた土壌だそうです。植え付けられているのはサトウキビでしょうか。 |
田皆岬に行く途中は、一面のサトウキビ畑です(知名町)。 |
屋子母(やこも)海岸 |
島の南端(知名町)にある海岸で、波に洗われた珊瑚礁が印象的な白砂の海岸。身体を焼いている人(女性)がいるのがわかりますか? |
海水浴ができる海岸となっていて、夏は熱帯魚といっしょに泳げるそうです。 |
ワンジョビーチ |
比較的ビーチが少ない沖永良部島のなかで、シナ海側に位置するワンジョビーチは、砂浜が広がっていて浅瀬の続く、格好の海水浴場となっています。 |
『ワンジョ』は『湾門』と書き、沖永良部島には珍しい湾状の海岸で、昔は港として門の役割をしていたそうです。 |
ソテツジャングル |
ワンジョビーチの近くには、延長500mにわたってソテツがズラリと並ぶ『ソテツジャングル』があります。 |
日本一のガジュマルの木 |
島の北部、和泊町の国頭(くにがみ)小学校の校庭にあるガジュマルは、明治31年(1898年)に同校の第一回卒業生が植樹したもの。高さ約7m、枝張り約22m、幹回り約6mで、枝張りは日本一の大きさと言われていまする。 |
ハマユウが自生する国頭の海岸。沖永良部空港の近くにあります。 |
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