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旅行記 ・道後温泉本館 − 愛媛県松山市 2017.04.23
 どうごおんせんほんかん
道後温泉本館
(国の重要文化財)
道後温泉本館
道後温泉本館 愛媛県松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場。別名・愛称は坊っちゃん湯。戦前に建築された歴史ある建物で、街のシンボル的存在であり、1994年に国の重要文化財として指定されました。2009年3月、ミシュランガイド(観光地)日本編において2つ星に選定され、2009年、経済産業省の『近代化産業遺産』に認定。
道後温泉本館(玄関棟)
神の湯本館棟、又新殿・霊の湯棟(ゆうしんでん・たまのゆとう)、玄関棟、南棟の4棟が重要文化財に指定されています。神の湯本館棟は、1894年(明治27年)建立。坂本又八郎の設計施工。3階建で、2階を脱衣場、2階を大広間、3階を客室としています。屋上に宝形造の塔屋(振鷺閣)を付設しています。
夜の振鷺閣(しんろかく)
本館棟3階の北西端には夏目漱石が使用した『坊っちゃんの間』があります。又新殿・霊の湯棟は、1899年(明治32年)建立。坂本又八郎の設計施工。皇族の入湯用に建てられたもので、2階に『玉座の間』があります。玄関棟は1924年(大正13年)建立。南棟は1924年(大正13年)に建立。
夏目漱石人形
浴室は、1階に『神の湯』、2階に『霊の湯』があり、神の湯男性浴室のみ2か所浴室がありますが、女性客の増加に伴い神の湯女性浴室にも2つ目の浴室が設けられる予定。神の湯と霊の湯の違いは使っている石の程度ですが、霊の湯の方が人が少ない。また、霊の湯には石鹸が備え付けられています。かつては源泉そのままでしたが、現在は愛媛県の条例による指導もあり塩素が加えられています。以上、ウィキペディアより。
小説『坊っちゃん』登場人物人形
 
道後ハイカラ通り
道後ハイカラ通り
道後ハイカラ通り 伊予鉄道の道後温泉駅と道後温泉本館を結ぶ商店街(アーケード街)。距離にしておよそ250メートルのL字型の通りに、お土産屋さん、レストラン・カフェなど約60ものお店が軒を連ねます。道後温泉に来たら、道後温泉本館で入浴して、その前後で道後ハイカラ通りをブラブラするのが定番です。
道後ハイカラ通り入口
坊っちゃんカラクリ時計
夜の坊っちゃんカラクリ時計
坊っちゃんカラクリ時計 道後温泉駅前の放生園にあります。平成6年(1994年)、道後温泉本館百周年を記念して『振鷺閣(しんろかく)を題材に作られました。午前8時から午後10時まで、1時間ごと(季節によっては30分ごと)に道後温泉らしい音楽とともに、小説『坊っちゃん』の登場キャラクターがせり上がり、皆さんを歓迎します。
坊ちゃん列車
道後温泉駅前の引き込み線に待機中の1号機関車
坊っちゃん列車 伊予鉄道開業から間も無い頃(明治21年)から67年間にわたり活躍した蒸気機関車(SL)で、当時は黒煙をもくもくと出しながら、最大で18台で地域と地域を結び、松山市民の足として活躍しました。夏目漱石の小説『坊つちやん』の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が『マッチ箱のような汽車』として登場しています。
伊予鉄道道後温泉駅
四国・松山の中学校に赴任する主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになりました。2001年より、伊予鉄道により松山市内の軌道で復元運行(ただし動力はディーゼル機関)されており、現在、松山市内(松山市駅・古町・道後温泉駅 等)を走り観光客の目を楽しませていています。復元機には、1号機関車と14号機関車があります。
道後温泉駅を出発したばかりの電車
ゆうしんでん
 又新殿
又新殿(銅板葺の建物)
又新殿 日本で唯一の皇室専用浴室。御影石の最高級品・庵治石を使った浴槽の他、控え室、トイレ等が備えられていいます。これまでのべ10人の皇族が入浴しましたが、1952年を最後に使用されていません。専用ガイドの案内が付いて朝6時から21時半まで見ることができます。拝観料は大人260円 小人130円。但し、霊の湯に入った人は無料。
 しんろかくのときだいこ
 振鷺閣の刻太鼓
振鷺閣と刻太鼓
刻太鼓 道後温泉本館の最上階『振鷺閣』(しんろかく)にある刻太鼓(ときだいこ)。環境省選定『残したい日本の音風景100選』のひとつ。午前6時前、すでにたくさんのお客さんが開館を待っています。午前6時、振鷺閣から威勢のいい太鼓の音が聞こえてくると開館の合図。太鼓は朝6時に6回、昼12時に12回、夕方6時に6回打たれます。
刻太鼓(2017年4月23日午前6時)
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