|
|
足摺岬 |
足摺岬と灯台 |
足摺岬 高知県南西部土佐清水市に属し太平洋に突き出た足摺半島の先端の岬。四国最南端の岬。足摺宇和海国立公園に指定されています。黒潮の打ち寄せる断崖は約80mの高さをもち、周囲はツバキ・ウバメガシ・ビロウ等の亜熱帯植物が密生しています。沖合いはカツオの好漁場。一方で台風銀座でもあり、しばしば暴風に見舞われます。 |
足摺岬(天狗の鼻) |
足摺岬の断崖にたつ白亜の足摺岬灯台は、高さ18m、光度200万カンデラ。光達距離38km。わが国でも最大級の灯台のひとつで、大正3年(1914年)に点灯されて以来、すっと沖をいきかう船の安全を見守りつづけています。太平洋の大パノラマと相まって、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。 |
四国最南端の案内板 |
足摺のヤブツバキ 自生するヤブツバキの数は、足摺半島全体で約15万本、岬先端だけでも約6万本だといわれます。見頃を迎える時期(2月初めから末)になると、遊歩道に椿のトンネルができ、椿まつりが開催さ、いろいろなイベントが行われるそうです。今回訪れたのは4月の下旬。花は散っていて、名残の花一輪を見つけました(写真下)。 |
咲き残ったヤブツバキ一輪 |
椿油は、人間の皮脂にもっとも近いオレイン酸を多く含みお肌に馴染みやすく、優しく保護してくれるので、古来から日本人の美肌と美髪を保つために使用されて来たそうです。足摺岬に自生したヤブ椿の種子のみを使用した無添加の純粋『あしずり椿油』は、シルバーセンターでつくられているようです(写真下)。 |
あしずり椿油の案内板 |
金剛福寺 |
金剛福寺・多宝塔 |
金剛福寺 四国最南端の第38番札所。高知県の中でも札所間の距離が最も長い場所にあります。弘仁13年( 822年)、嵯峨天皇の勅願によって、弘法大師が三面千手観音を本尊として弘仁14年( 823年)にできたもの。歴代天皇の勅願所で皇室や藩主の尊崇あつく、境内には多宝塔、十三石塔、逆修の塔など多くの文化財が伝えられています。 |
第38番札所・金剛福寺 |
ジョン万次郎 |
ジョン万次郎像(足摺岬) |
ジョン万次郎 現在の土佐清水市中浜に貧しい漁師の子として生まれた万次郎は、14歳の時に出漁中に遭難、過酷な無人島生活を送っていたところをアメリカの捕鯨船に救助されます。その後、アメリカに渡り、英語、航海術などを習得し、鎖国中の日本に帰国。万次郎が持ち帰った情報・知識・技術は、坂本龍馬をはじめ多くの者に影響を与えました。さらに、詳しくは |
ジョン万次郎生誕地(土佐清水市中浜) | |
|
土佐清水市の市街地遠景 |
土佐清水市 土佐清水市は、足摺宇和海国立公園を有し、足摺岬や奇岩で知られる竜串・見残海岸などのあるまちです。清水港を中心にかつては大正期よりカツオ・マグロの遠洋漁業が発達しましたが、現在は『宗田節』(メジカ、別名ソウダガツオからつくられた魚の節)の製造や『清水さば』が全国的にも知られています。 |
船溜まり | ||
|
|
|||||
Copyright(C) WaShimo All Rights Reserved. |