レポート  ・全員そろった「若き薩摩の群像」   
 
- 全員そろった「若き薩摩の群像」-
1865年(慶応元年)15名の留学生と4名の使節団あわせて19名が串木野の羽島から密かに英国に旅立ちました。この薩摩藩英国留学生をモチーフにした銅像『若き薩摩の群像』が中村晋也氏によって制作され、鹿児島市が人口50万人を達成した記念して、1982年に同市によって鹿児島中央駅東口広場に建てられました。

しかし、このときは17人の銅像だけでした。留学生・高見弥一(土佐出身)と通訳・堀孝之(長崎出身)の銅像は、薩摩出身ではないという理由で建てられなかったのです。「2人を外すのはおかしい」という声が以前からあり、2007年には有志による「群像を完成させる会」が発足するなどして、2020年に2人の像が追加されました。ステッキを手に持って立つ高見弥一の銅像と椅子に腰掛けた堀孝之の銅像が、ナポリ通り(桜島)を向く側に設置されています。

追加された高見弥一と堀項孝之の像
ナポリ通り(桜島)を向く側
鹿児島中央駅を向く側
【参考】 
  旅行記 ・若き薩摩の群像 - 鹿児島市
   →  https://washimo-web.jp/Trip/SatsumaStud/satsumastud.htm


  2025.05.08
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