♪波打ちぎわ

霧島山麓丸池湧水〜鹿児島県湧水町
                        (旅した日 2005年04月)
霧島山系の山並みの麓に湧水(ゆうすい)町という町があります。栗野町、吉松町という2つの町が合併して、今年(2005年)の3月に発足した町です。町名は、旧町の両方とも霧島山麓から透明度の高い湧き水が湧き出ていることから命名されました。JR肥薩線の栗野駅のすぐ裏手にある丸池は、『日本の名水百選』に選ばれている湧水です。霧島山系の一つ、標高1,102mの栗野岳で濾過された湧水は、大小数十個の湧水口から澄んだ池の砂底を押し上げて、こんこんと湧き出ています。その透明度は、あの有名な中国四川省北部・九寨溝(きゅうさいこう)の湖を彷彿(ほうふつ)とさせます。丸池の湧水は、3万トン/日の水量を誇り、三本の小川へ流れ出て、古くから地元の人たちの生活用水や潅漑用水として用いられてきました。                  


丸池湧水
ところところで水面が揺れていますが、3万トン/日の水量を誇る湧水は音も無く湧き出ています。
昭和60年(1985)に、名水百選に選定されました。城の石垣を思い起こさせるりっぱな堤防は、大正11年(1922)国から払い下げを受けたとき、当時のお金で1,101円50銭の巨額を投じて造られたものだそうです。
丸池から流れ出た湧水は、民家の裏の弓なりの小川を流れます。湧水は今でも生活用水として使われているのでしょう。小川にはところどころに洗い場が設けてあります。野菜や鍋などを洗う姿が目に浮かぶようです。町内会で丸池保全組合が組織されて、清掃等保全管理を行っています。また、毎年4月には、湧水へ感謝の意を込めた水神様の祭りが行われるそうです。  
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