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♪微風をききながら | ||
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佐敷〜山頭火を歩く(3)−熊本県芦北町 |
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熊本県の南部、八代海に面する芦北町佐敷(さしき)は、薩摩に対する肥後南部の防衛拠点としてかつて佐敷城が築かれ、その城下町として栄えました。元和元年(1615年)の一国一城令によって佐敷城が廃城となると、その後は、南北に走る薩摩街道と人吉にいたる相良(さがら)往還の宿場町として栄えました。ところどころに残る白壁の建物が往時の面影を残しています。その佐敷に山頭火が訪れたのは昭和5年(1930年)9月13日のことでした。曇、時雨、日奈久温泉から二見(ふたみ)駅まで歩き、汽車に乗って佐敷へ、町を3時間行乞(ぎょうこつ)すると日記にあります。宿場町の雰囲気が残る街並みと、要塞のようにそびえる佐敷城跡を、桜が三分咲きの快晴の日に訪れました。 (旅した日 2006年03月) |
薩摩街道・佐敷宿 |
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1937年竣工の芦北町立武道館(旧武徳殿)(写真上左)。ところどころに置かれた佐敷宿とか薩摩街道と書かれた燈籠や案内板が旅情を誘います(写真上右、下左)。明治42年創業の醤油醸造の老舗・岩永醤油(写真下右)。 |
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相良往還を人吉へ |
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