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旅行記 ・丹波篠山− 兵庫県篠山市 2015.07
大正ロマン館
大正ロマン館
大正ロマン館 篠山市街中心部にある洋館。大正11年に上棟の後翌12年から平成4年までの約70年間、篠山町役場としての役目を果たしてきました。平成5年6月、その歴史ある建物を重要建造物として末永く保存再利用するため、新たに『大正ロマン館』として開館しました。都市と農村の交流の館として親しまれて利用され、観光の拠点としてもその役目を果たしています。
 河原町妻入商家群
国の重要伝統的建造物群保存地区
河原町交差点
篠山市(1) 兵庫県の中東部にあり、古くから京都と山陰、山陽間の交通の要衝の地でした。江戸時代には幕府により大坂城の豊臣氏と西日本の大名を分断する格好の地として軍事上重要な位置づけがされ、慶長14年(1609年)に徳川家康の命による天下普請によって篠山城が築城されました。
ここから『河原町妻入商家群』
翌慶長15年(1610年)からは城下町が計画的に整備され、江戸時代を通じて丹波国篠山藩5万石(文政10年から6万石)の中心地として栄えました。城下町の構成は、城の周囲に武士の屋敷地を配し、その外側に城下町を貫くように京街道が引き込まれ、街道沿いに町人地が形成されました。また城下町の入口や要所には寺院が配されました。
鉾山(鳳凰山)納庫
篠山市篠山伝統的建造物群保存地区(1) 平成16年12月10日に選定された国の重要伝統的建造物群保存地区。その範囲は、国指定史跡篠山城跡とその周囲に町割りされた旧武家町、旧商家町からなり、東西約1,500メートル、南北約600メートル、面積約40.2ヘクタールに及びます。
古民家カフェ『くろまめ六夢叶(むむと)
能楽資料館
丹波立杭焼(たんばたちくいやき)のお店
河原町妻入商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん) 篠山市篠山伝統的建造物群保存地区の内、河原町、小川町を中心とした商家を中心とした地区の名称。河原町は築城の際、最初につくられた商店街である。間口が狭く奥行きの深い妻入りの商家が軒を連ね、往時の面影をとどめています。
下河原町商店街(河原町交差点から東を眺める)
篠山と能(2)  篠山築城に伴い、城下町を中心に文学や芸術文化の興隆が盛んとなり、能が江戸幕府の式楽となると、歴代城主が家紋・譜代大名であった丹波篠山では、武家をはじめ領民たちの間に、能楽の習得は必修の教養の一つとされた。年間を通じて、城中や春日神社の能楽殿の他各所で演能が行われ、現在も、その流れが続いているそうです。
フリ丹波名産黒大豆などを売る店
能楽資料館(2) 藩政時代はもちろん、能の発生期からの能面、装束、楽器など歴史的・美術工芸的に大変貴重な数々の名品が展示され、春日神社の能楽殿や各地の演能にも使用されている藩政時代から篠山地方に伝わる資料はもとより中世から近世にかけての能面、装束、楽器など貴重な品々の収集し研究がされています。
丹波古陶館
丹波古陶館 丹波焼は平安時代末期に丹波の国小野原荘に築窯されていらい、現在に至るまでその陶技が承け継がれ伝えられています。丹波古陶館(写真上)は、時代によって常に変化した『我が国、民陶の歴史』というべき仕事の中から、優品を選び、年代・形状・文様等に分類し展示しています。(現地案内板より)
上河原町商店街
小田垣商店(3)(写真下) 丹波黒大豆を世に広めた創業1734年の黒豆専門卸店。店舗や事務所棟を始め住宅などが、平成19年(2007年)国の有形文化財として登録されました。店舗は江戸期(1751〜1829年)の築。桁行15m、梁間12m規模、切妻造、桟瓦葺、平入の木造厨子(つし)二階建で、内部は北半を土間とし、外部は軒下等を塗り込め、妻面に水切瓦を付けています。
小田垣商店店舗(国登録有形文化財、上立町商店街)
武家屋敷群
お徒士町通り
お徒士町通り武家屋敷群 慶長14年(1609年)篠山城が完成し、同時に城下の町割が行われました。お徒士(かち)町もその時に形成され、城の西側の外濠にそって南北の通りをつけ、西側に徒士(徒歩で戦う下級武士)を住まわせました。間口は八間(14.5m)ありましたが、天保元年(1730年)の火災によって大部分が焼失しました。
お徒士町通り
復興に際し、道路の西側は屋敷を約六尺( 1.8m)後退させており、現存する徒士住宅の大部分のものは天保の火災後ほどなく建てられたものです。今なお十数戸のお徒士衆の住宅が存在し、武家屋敷の面影をよくとどめ、静かな城下町のすぐれた歴史的景観を呈しています。(現地案内板より)
篠山市立武家屋敷安間家史料館
篠山市立武家屋敷安間家史料館 天保元年(1830年)以降に建てられた武家屋敷で、代々安間(あんま)家の住宅として使用されてきました。禄高12石3人扶持(天保8年頃)の徒士住宅で、入母屋造、茅葺きで間口6間半(13m)、奥行7間半(15m)の曲屋であり、平成6年(1994年)から翌平成7年にかけて全面的な改修が行われ、史料館として一般に公開しています。
安間家史料館
   」集落丸山
【参考サイト】
(1)篠山市篠山伝統的建造物群保存地区(城下町篠山の町並み)(篠山市ホームページ)
(2)能楽資料館(篠山市ホームページ 丹波ささやま五十三次)

(3)国登録有形文化財について(創業1734年の黒豆卸店 小田垣商店公式サイト)
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