♪クラント(リュリ)
Classic MIDI album
古城ホテルとライン川クルーズ − ドイツ
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ライン川(ドイツ語Rhein)は、スイスアルプスに端を発し、スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、ドイツ、フランス、オランダの各国を通り、北海に注いでいる全長1,320kmの川です。下流地域は川幅が広く、流れが穏やかなため水運が盛んです。ライン川クルーズは、マインツ〜コブレンツ〜ケルン間、あるいはリューデスハイム〜コブレンツ間などに観光船が運行されていて、ドイツお馴染みの観光コースとなっています。ライン川両岸の斜面に広がるブドウ畑や数々の古城、伝説のローレライ、河畔のたたずまいなどを眺めながら船旅が満喫できます。船内のレストランでは、ドイツワインやビールを頂きながらドイツ料理もお楽しめます。今回、ライン・ワインの中心的な産地であるリューデスハイムから、宿泊する古城ホテルのあるSt(ザンクト).ゴアール間のおよそ30kmを約1.5時間かけてクルーズしました。                 (旅した日 2004年04月)       
ライン川

古城ホテル『シュロス&ヴィラ・ラインフェルス』から眺めたライン川。写真上は、まだ朝靄(もや)がかかっているライン川。早朝から船の行き来が絶えません。写真右は、St(ザンクト).ゴアールの船着場付近の遠望。すぐ上流がローレライです。

古城ホテル(シュロス&ヴィラ・ラインフェルス)
ローレライの少し下流に位置するSt(ザンクト).ゴアール付近でライン川から河畔を見上げると、丘の上に長い城壁を持つ城がそびえています。1245年当時、この地一帯に勢力を振るっていたカッツェンエーレンボーゲン伯爵が建てたラインフェルス城です。ルイ14世の攻撃も耐え抜いた難攻不落の城塞だったといわれています。今は、古城ホテル『シュロス&ヴィラ・ラインフェルス』となっています。城の雰囲気を味わえるホテルで、レストランやテラスからはライン川を一望できます。
河畔のたたずまい
リューデスハイム(写真上)は、ライン川沿いの小さな街で、ライン川クルーズの発着の町です。ライン川の両岸にはブドウ畑が延々と続き、ラインワインの中心的な産地です。街は、つぐみ横丁と呼ばれる狭い坂道にワイン・セラーが軒を連ね、賑わいを見せています。ぶどう畑を背にした瀟洒な家々(写真下右)。ライン川河畔のたたずまい(写真下左)。
古城、ローレライ
ラインシュタイン城(写真上左)。132mの岸壁がそそり立つローレライ(写真上右)の付近は、河床は狭く深く、水が渦巻き、舟行の難所です。この岸壁に立つ妖精が船をあやつる舟人を誘惑し、急流の底へと誘い込む魔女伝説が、ブレンターノ、ハイネなどの詩で有名です。プファルツ城(写真下左)は、14世紀頃、ライン河渡航税を徴収するための関所として川の中洲に建てられた城で、ライン川流域でも特に美しい城といわれています。カッツェネルンボーケン伯爵が建てた城は、 略してカッツ(猫)城と呼ばれています(写真下右)。

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