♪波打ちぎわ
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'05 砂の祭典 in 加世田 〜 鹿児島県南さつま市
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はるか東シナ海を望む日本三大砂丘の『吹上浜』に、砂だけでできているとはとても思えない巨大砂像群が出現します。『砂の祭典 in 加世田』が、今年も5月1日〜5日の日程で開催されました。昭和62年(1987)8月に、手さぐりの状態で第一回が開催されると、日本初のサンドクラフトのイベントとして全国的に報道され注目を集めました。以来、市民総ぐるみによる手作りの運営で開催されてきて、砂の芸術を通じた人づくりと地域づくりのイベントとして大きな成果を挙げています。今年は、『地球喜怒哀楽』をテーマにしたメイン砂像群(8〜2m級)14基、招待作家4名(シンガポール・アイルランド・イタリア・日本)の砂像群(5〜4m級)4基、日本砂像連盟の支部を中心とした精鋭による参加作品国内大会砂像群(3m級)10基、そして地元小学生の力作によるちびっこ大会砂像群30基が、会場に勢ぞろいしました。そのいくつかの写真をアップロードしました。                                            (旅した日 2005年5月)         



砂の祭典
コロセウム繁栄
現在もローマ市内の中心部に遺跡として存在するコロセウムをモチーフにして制作されたものです。人類の叡智(えいち)と技術と繁栄が象徴されています。しかし、その裏側には、怒りと争いを象徴するレリーフ状の彫刻が刻まれています。
Leonardo Ugolini(レオナルド ウゴリニ)・イタリア
Leonardo Ugolini(レオナルド ウゴリニ)・イタリア
Joo Heng Tan(ジョウ ヘン タン)・シンガポール
喜(よろこび)〜生命の誕生とその喜び
この母子像は、ルネッサンス芸術の巨匠ラファエロの作品「ひわの聖母」をモチーフに牧歌的風景として彫刻され、生命の誕生とその喜びが象徴されています。
怒(いかり)争い
怒(いかり) 
ひとたび文明を手に入れた人類は、行き過ぎた欲望に駆られ、更なる繁栄を手に入れようと争いをはじめます。人類の繁栄を象徴するコロセウムの砂像の裏側には、その様子がレリーフ状の彫刻として表現されています。
Fergus Mulvany(ファーガス マルバニー)・アイルランド
保坂 俊彦・日本(秋田県)
楽(らく)〜希望と復活
左手に見える塔は、ノアの箱舟の船先を抽象化し、ユートピア(理想郷)のモニュメントとして配置されています。その右手には花畑に囲まれた地球と家族像が配置されています。
吹上浜砂の祭典  南さつま市のホームページ
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