ひとり 〜ショートバージョン
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大江天主堂 − 熊本県天草市天草町
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熊本県の南西部に浮かぶ天草下島は、16世紀中期にキリスト教伝来以来、迫害と殉教、そして復活を経てキリシタン信仰がいきづき続けてきた島です。天草下島は、本HPの制作者が生まれ育った鹿児島県薩摩郡とは直線距離にしてわずか60〜70kmの位置にありながら、初めて訪れたのは、昨年(2002年)の7月、小倉からの帰省の折、車を利用して雲仙・島原・天草を経由したときでした。あくまでも澄み切った入り江に、静かに佇む天主堂のある漁港の景観。自分が生まれ育った所と見上げる空をほとんど共有しているほどの近くに、こんなにも異文化の雰囲気の町があったことは驚きでした。それからちょうど一年、今回あらためて津崎(河浦町)と大江(天草町)を訪問しました。このページは、大江天主堂の風景です。
                                                             (旅した日 2003年7月)
大江天主堂
天草町大江は、島原の乱で全滅したと思われていたキリシタンが160年余りを経て数多く発見された隠れキリシタンの里です。丘の上に建つロマネスク様式の白亜の聖堂・大江天主堂は、キリシタン解禁後に天草への伝道に生涯をささげたフランス人宣教師ガルニエ神父が私財を投じて昭和8年に建てたものです。現在も人々の信仰の場である礼拝堂では貴重な聖画を見ることができます。
天草ロザリオ館

天草ロザリオ館(写真上左・右)は、かくれキリシタンの貴重な遺物を集めた資料館です。散逸しつつある町内のキリシタン遺跡や遺物を収集・保存する、天草キリシタンの研究の場として活用する、天草キリシタンの理解と認識を図る、天草町の観光拠点づくりを目的として1988年(昭和63年)に開館しました。禁教時代に、信者たちが聖母子像に見立てて礼拝したマリヤ観音や、密かに祈りを捧げたかくれ部屋などの品々が展示され、映像ホールでは、 天草キリシタンの歴史、天草の自然、景勝地・人々の暮らし等、天草の姿が3面のマルチスクーリンの映像(約10分)で紹介されます。天草ロザリオ館は、大江天主堂のすぐ下の、大江天主堂遊歩道の入口にあります(写真下左)。大江天主堂は、農村の景色の中に溶け込んで佇んでいます(写真下右)。

 崎津天主堂
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