コラム  ・丹波篠山見聞記   
 
− 丹波篠山見聞記 −
 
 デカンショ節
 
デカンショデカンショで半年暮らす〜♪ アヨイヨイあとの半年ねて暮らす〜♪ ヨーオイ ヨーオイ デッカンショで有名なデカンショ節は、兵庫県篠山市を中心に盆踊り歌として歌われる民謡。江戸時代から当地に伝わる『三つ節』が明治時代に東京に伝わって学生に好まれ、全国に広まりました。それがまた篠山に逆輸入されたのだそうです。
 
学生歌だったことから、『デカンショ』は、デカルト(フランス生まれの哲学者)、カント、ショーペンハウエル(ともにドイツの哲学者)の略であるという説が知られているのは面白いです。
       
 丹波篠山 箱鮨

若狭と京の都を結ぶ鯖街道のひとつが丹波篠山を経由するルートだったことがあって、箱鮨は丹波篠山名物の一つだそうです。 『箱鮨 澤藤』 (はこすし さわとう)は、篠山城跡の南堀近くにあるお店。店の入口の看板が目につきました。『お願い しつけの出来ていない子供さん、動物(犬猫等)の入店はかたくお断り致します。』と書いてあります。

また、河原町妻入商家群の建ち並ぶ上河原町商店街を歩くと、ガラス製品を売るお店には『子供の入店、お断り、大きなリュックはおろすこと』と張り紙がありました。『丹波人は歯に衣を着せへんさかい、かんにんな!』とは、篠山にゆかりの方のコメントです。
 
『箱鮨 澤藤』さんの看板
ガラス製品を売るお店の張り紙
 
 皿そば 
 
兵庫県篠山市内を歩き疲れて、午後3時の遅めの昼食は『手打ち皿そば』。市内の『ひいらぎや』さんで頂きました。屋台で供される際に持ち運びが便利な手塩皿(てしょうざら)に蕎麦を盛った割り子そばの形態をとっているのは、兵庫県豊岡市出石(いずし)町を中心に食されている郷土料理『出石そば』の形。
 
通常1人前5皿で供され、1皿の量は2〜3口程度。値段は 830円。1皿単位で追加注文できます。徳利に入ったダシと、薬味はトロロ・いわのり・刻みねぎ・ワサビ。麺はかためでした。食べ終わる頃、かりんとうを添えて、柚子を落とした蕎麦湯が出されたのもよかったです。
        
皿そば(篠山市『ひいらぎや』さんにて)
   
つぎの旅行記があります。
旅行記 ・丹波篠山− 兵庫県篠山市
 

  2015.11.18
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