レポート | ・銚子電鉄のぬれ煎餅 |
− 銚子電鉄のぬれ煎餅 −
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2016年9月上京した折、千葉県在住の方からお土産に『ぶっかけ海苔めし』と『ぬれ煎餅』を頂きました。ぶっかけ海苔めしは、焼き海苔の味、青のりの風味、かつお節のダシ味が生きた究極の飯友。 アツアツご飯にぶっかけて、ラーメンにぶっかけて海苔ラーメンで、ざる蕎麦にかけてより美味しく、演出は様々。 と製造元の(株)守屋のホームページにあります。 一方、『ぬれ煎餅』は、煎餅(せんべい)の生地を焼いた直後に醤油に漬けたもので、しっとりとした歯ざわりと濃厚な醤油味が特徴。『食べてくれないといたずらしちゃうぞ―。』 頂いたぬれ煎餅は、ハロウィンのパッケージもファンタスティックで面白く、『銚子電鉄』とあります。 なぜ銚子電鉄なのでしょうか? 慢性的な経営難に陥っていた地方私鉄の銚子電鉄では、1995年(平成7年)増収策として、ぬれ煎餅の製造・発売を始めることになりました。先行参入していた『イシガミ』の技術指導を無料で受け、醤油だれには地元ヤマサ醤油の『ぬれ煎餅専用醤油だれ』が使われました。 仲ノ町駅構内にあった変電所が移転したため、跡地にぬれ煎餅工場が作られたほか、犬吠駅でも製造の実演・販売を行いました。味が違う3種類(通常のもの(濃い口味)、うすむらさき(うす口味)、甘じょうゆ(甘口味))があり、現在では銚電の駅売店、県内外数ヶ所で販売されているそうです。 2006年11月、運転資金の不足に陥った銚電は、自社のサイトで、ぬれ煎餅を買ってくれるように呼びかけました。『電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。』という訴えに対して鉄道を趣味とする人など多くの人が反応して拡散されたこともあって通信販売による注文が殺到しました。 極度の品不足となったため、通信販売を一時停止したほどでしたが、現在は販売が再開され、サイトでの購入もできます。たびたびテレビのニュース番組や旅行番組などで映像に登場しており、雑誌掲載も多く、旅行会社がツアーの目玉とすることもあるそうです。(以上、ぬれせんべい - Wikipedia より)
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2016.10.12 | ||||
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