鹿児島〜大阪(伊丹)間にANAの74人乗りの小型プロペラ機が運航していて(比較的客の少ないお昼午後の運航)、今回(2017年4月3日〜5日)の訪阪は往復とも、この便を使いました。プロペラ機に乗っている感じが全くしませんでした。
カナダのボンバルディア・エアロスペース社によって製造され、ANAグループの航空会社であるANAウイングス(株)が保有する『ボンバルディア DHC8-Q400型機』です。高性能ターボプロップエンジンにより、短中距離のフライトではジェット機に匹敵するスピードで飛ぶことができます。
ちなみに、鹿児島〜大阪(伊丹)を1時間20分(ジェット機だと1時間10分)で飛びます。また、使用燃料・CO排出量が同等座席数の他種機と比べ30%〜40%少なく環境にも優しい航空機で、ANAウイングスでは、”Eco”と”Bon
Voyage (フランス語で「よい旅を!」)”を合わせた「エコボン」と呼んでいます。
鹿児島〜大阪(伊丹)間で飛んでいるのは、ANAなのに青色でなく、エコイメージのグリーンカラー特別塗装機で、機体前方には、『エコ・ファースト』マーク、エンジン部分には、『ECO
Friendly Airline』(地球に優しいエアライン)の文字が書かれています。
ちなみに、Q400の『Q』は英語の『Quiet(静か)』で、飛行機から音波を出して機内に入ってくるプロペラによる騒音や振動を小さくしています。機会はあったらあなたも『小型プロペラ機
〜 エコボン』に乗ってみませんか。
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エコボン(ボンバルディア DHC8-Q400型機) |
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ターボプロップエンジンとプロペラ |
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『ECO FIRST(エコ・ファースト)』マーク |
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『ECO Friendly Airline』(地球に優しいエアライン)の文字 |
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機内の様子 |
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鹿児島空港で |
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鹿児島空港で |
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