レポート | ・デュアル・モード・ビークル(DMV) |
− デュアル・モード・ビークル(DMV) −
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2017年3月中旬に訪ねた熊本県阿蘇の高森駅と南阿蘇鉄道のことを調べていて、鉄道と道路の両方を走行できる車両『デュアル・モード・ビークル(DMV)』の存在を知りました。南阿蘇鉄道でも2008年(平成19年)3月20日から22日の間、DMVの走行実実験が行われたのだそうです。 2002年(平成14年)当時JR北海道の副社長だった柿沼博彦氏は、幼稚園の送迎バスを見て、わずかな改造でそのまま線路上に乗せられるのではないかと考えて、DMVを発案しました。 2004年(平成16年)にマイクロバス(日産・シビリアン)を改造した定員34名の第1次試作車が完成し、日高本線で走行試験が行われました。その後、試験的営業運行を経て、早ければ2015年(平成27年)にも営業運転の開始が予定されました。 、 しかし、2013年(平成25年)にDMVとは無関係にJR北海道で事故が多発した影響で、JR北海道はDMVの導入を断念。現在、阿佐海岸鉄道(徳島県)が、2020年までにDMVを導入することを決定しています。 JR四国・牟岐線阿波海南駅から阿佐海岸鉄道・阿佐東線甲浦駅(高知県)間で線路を走行し、甲浦駅より先は道路を走り室戸岬方面を結びます。実現すればDMVの本格的な営業運行は世界初となります。夢がありますね。乗りに行きたいです。
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2017.04.19 | ||||
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